実験番号4 

「食酢中の酢酸の定量」

(テキストp49〜p51)


目的:調味料として用いる市販の食酢中には3〜5%の酢酸が含まれている。
食酢を0.1mol/L 水酸化ナトリウム標準液で滴定し、酢酸の含有率を求める。


実験のポイント
「滴定の終点における溶液の変化 を見逃さない!」



Key words:醸造酢と合成酢、中和反応式、フェノールフタレイン




ビュレットを用いて、滴定を行います。
反応すると、
淡く桃色に変化します。


実験を行う上で観察して欲しいところや注意事項
@ 実験に使う食酢は飲食用ではありません。
A 色の変化は非常にわかりにくいです。集中して色の変化を観察しましょう。
B 色の変化を見やすくするために、白い紙をひいて滴定を行いましょう。
C 色の変化を見やすくするために、白い紙をひいて滴定を行いましょう。



レポートを書く上で必ず調べて欲しい事項
@ 実験で得られた酢酸の含有率は、テキストの値と比べてどうでしたか。
大きく異なった人はその理由を考えてみましょう。
A メチルオレンジ、フェノールフタレインの指示薬としての用途の違いについて調べてみましょう。
B 「当量点」、「メニスカス」という言葉を調べてみましょう。



その他の問題 (図書館などで調べてみましょう)
@ 醸造の工程について調べてみましょう。



Q&A(過去のレポートより)
Q1:滴定の終点の色がわかりにくいです。

A1:フェノールフタレイン液を入れすぎていませんか
A2:滴定の時にビーカーを良く振り混ぜて反応を良く観察していますか




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