実験番号8 

「0.02 mol/L 過マンガン酸カリウム
標準液の調製と標定」

(テキストp63〜p66)


目的:約0.02mol/L 過マンガン酸カリウム溶液を調製し、
0.05mol/Lシュウ酸ナトリウム標準液(一次標準液)を用いて標定する。


実験のポイント
「過マンガン酸カリウムによる酸化還元反応の原理の把握」



Key words:酸化還元反応、酸化還元滴定、酸化剤、還元剤、過マンガン酸カリウム滴定






実験を行う上で観察して欲しいところや注意事項
@ 濃硫酸は必ずドラフト内で、保護メガネを着用して扱って下さい。危険です!!!
A 過マンガン酸カリウム溶液の保存には、何故褐色瓶が使用されるのか考えましょう。
B 色の変化を見やすくするために、白い紙をひいて滴定を行いましょう。



レポートを書く上で必ず調べて欲しい事項
@ factorを計算しましょう。その値はどうなりましたか。
A 何故硫酸を使用したのでしょうか。
B 試薬を量る際に、秤量ビン/小ビーカー/時計皿/薬包紙など、さまざまな容器などを用いますが、
その違いは何でしょうか。
C 何故、2日間放置したのでしょうか。
D 何故、ガラスろ過器でろ過を行ったのでしょうか? ろ紙で行わない理由を考えて下さい。
E 何故、滴定の終点を求めるのに加温したのでしょうか。
中和滴定の終点を求める場合との違いはどのようなことなのでしょうか.
F シュウ酸ナトリウムはどんなレベルの試薬なのでしょうか。
G 過マンガン酸カリウムの危険性について調べてみましょう。



高度な問題 (図書館などで調べてみましょう)
@ レドックス反応について調べてみましょう。
A 今回の反応における「自触媒反応」について調べてみましょう。



Q&A(過去のレポートより)
Q1:酸化還元反応が良くわかりません。

A1:実験テキストより、チャート式などの参考書を読んでみてください。




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