実験番号9 

「硫酸アンモニウム鉄(II)中の
鉄の定量」

(テキストp67〜p69)


目的:約0.02mol/L 過マンガン酸カリウム標準液を用いて滴定し、
硫酸アンモニウム鉄(II)の鉄の含有率を求める。また、試料の純度を求める。


実験のポイント
「過マンガン酸カリウムを用いた鉄の定量法」



Key words:酸化還元反応、酸化還元滴定、酸化剤、還元剤、過マンガン酸カリウム滴定






実験を行う上で観察して欲しいところや注意事項
@ 濃硫酸は必ずドラフト内で、保護メガネを着用して扱って下さい。危険です!!!
A 過マンガン酸カリウム溶液の保存には、何故褐色瓶が使用されるのか考えましょう。
B 色の変化を見やすくするために、白い紙をひいて滴定を行いましょう。



レポートを書く上で必ず調べて欲しい事項
@ 理論値を計算し、自分の得たデータと比較してみましょう。
もし違っていたら、その原因について考えてみましょう
A 「モール塩」について調べてみましょう。
B 硫酸アンモニウム鉄(II)水溶液が加水分解するとどうなりますか。反応式を用いて考えてみましょう。
C Fe3+イオンによる着色とはどのような反応でしょうか。反応式を用いて考えてみましょう。
D 鉄イオンの性質を調べ、実験中に観察できたことと比較して説明してみましょう。
E 操作フローチャートに、「ひょう量びんの内側を洗い、その洗液もメスフラスコに入れる」とありますが、
何故そのような操作が必要なのでしょうか。
F 「風解」について調べてみましょう。



その他の問題 (図書館などで調べてみましょう)
@ 今回の分析法は、どのような用途(実用例)が考えられますか。



Q&A(過去のレポートより)
Q1:酸化還元反応が良くわかりません。

A1:実験テキストより、チャート式などの参考書を読んでみてください。




さっきのページへもどる

直線上に配置