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(2025.04.16更新)


教員の取り組みについて:

 着任以来、主に
「水環境の浄化技術」の研究を行っています。化学だけではなく、他の様々な分野を融合した、複合領域からの視点による実用的な水処理技術の構築を目指しています。日々の研究で得られるデータを解析し、装置の開発・改良を行うことで、産業界のニーズに答えられる研究者を目指しております。
 近年では、
海洋性Anammox細菌による培養装置の自動化装置の作製、コーヒー豆滓のバイオマスとしての利活用法の検討、バナナ樹液の回収とバイオマス資源としての利活用法の検討、培養中の細菌濃度のリアルタイム検出法について研究を実施しています。

 研究室に所属している学生には、学外発表を1件/年以上の場を与え、プレゼンテーション技術や書類作成(スライドや要旨作成など)技術の向上を個別指導しています。
研究分野 生物化学工学(バイオプロセス)、化学工学、環境化学、環境工学
所属学協会 化学工学会、電気化学会、日本工業用水協会
技術相談など、
ご協力できそうなこと
○ 水質分析や水処理に関するご相談
〇 廃水等の悪臭対策に関するご相談
○ 土壌汚染対策、処理に関するご相談
○ 簡単で楽しく遊べる学べる化学展示実験のご相談と実施(幼稚園生から大丈夫です)
担当科目
(2023年度)
~通年~
材料工学実験I(4C、材料コース)
生物工学実験I(4C、生物コース)
卒業研究(5C)

~前期のみ担当科目~
化学工学II (4C、※2022年度から)
卒業研究ゼミナール (5C、研究室配属学生のみ)
物質工学専攻実験 (SC、材料コース)
物質工学専攻実験 (SC、生物コース)
反応工学(SC, ※2022年度~)

~後期のみ担当科目~
物質工学実験I (2C、7週分、電気化学分野)
化学工学 I (3C)
総合工学演習(4C)
環境化学 (5C)
環境技術(SC必修科目、3週分)
担当部活動 バレーボール部、ハンドベル部
研究概要
(2023年度)
※2024は
お待ちください


(1) Anammoxプロセスにおける脱アンモニウムについての検討
 KEY WORDS:海洋性Anammox細菌、上向流反応器、嫌気反応
 (横浜国大 新田見先生、広島大学 金田一先生、北海道大学 押木先生に協力を頂いております)
 海洋性Anammox細菌を使用し、様々な条件下における脱アンモニウム能、自動化装置の改良について検討しています。



(2) コーヒー豆滓の有効利用法についての検討
KEY WORDS:イオン吸着、肥料、キノコ栽培

 膨大な廃棄量であるコーヒー豆滓の有効利用法として、廃水処理への適用(吸着除去等)や、バイオマスとしての利活用について検討をしています。

     

(3) 培養中の細菌濃度のリアルタイム測定法の検討

 KEY WORDS:画像解析、RGB、RaspberryPi、リアルタイム
 (電気電子創造工学科 小林先生に協力を頂いております)
 大腸菌をモデルとし、振とう培養時における細菌をサンプリングすることなく、細菌濃度をリアルタイム定量化する手法について、測定装置の開発およびRGB法による解析手法の検討をしています。



過去のテーマ
(中断中のテーマあり)

① 高度医療用水製造法の開発 (発熱性物質エンドトキシンの新規除去法)
 透析用水や注射用水などの医療用水を製造するにあたって、発熱性物質エンドトキシンの除去が重要な課題です。従来の除去膜は高性能である反面、高価で 使い捨てのため医療費負担増の一因となっていました。そこで我々は、再利用可能なエンドトキシン除去膜の開発について取り組んでいます。
② 生物発光細菌を用いた簡易バイオセンサーの開発
 海洋性発光細菌 Vibrio fischeri の示す発光量は、細菌の代謝活性に深く依存しているため、細菌に負荷がかかると発光量が減少することが知られています。その能力を応用し、環境汚染物質の濃度を発光量によってモニタリングする固定化発光細菌センサーの開発を行い、発光量と環境汚染物質の濃度の定量的な 関係式を得ました。
③ コンクリートを使用した新しい環境保護材の開発
④ 生分解性素材を用いた新規脱窒技術の開発および高密度培養法の検討 (共同研究を行っていた企業との守秘義務のため、詳細は伏せます)
⑤ 活性汚泥の排水処理能力強化法の検討
 超音波照射の追加or難分解性物質分解微生物の添加等を行い”活性汚泥の排水処理能の上昇法”について検討を行い、強化法に関する知見を得ました。
⑥ 活性汚泥の分散状態の把握手法の検討
 活性汚泥フロックの状態をリアルタイムに解析し、把握するために画像解析(ImageJ)による手法を検討しました。
⑦ アルギン酸膜を用いたMBR(膜分離活性汚泥法)プロセスの基礎的な検討 (物質工学科の加島敬太先生と共同研究)
 本研究ではアルギン酸膜を用いたMBRについての基礎評価を行うとともに、廃水処理時の膜ファウリング進行について調査するために、長期の連続実験を実施し、知見を得ました。
⑧ 酸化チタンを用いた排水処理法の検討 (共同研究を行っていた企業との守秘義務のため、詳細は伏せます)
⑨ 結晶形状に及ぼす晶析条件の検討
 晶析後の結晶回収には、膜ろ過法が用いられている。回収時の結晶を含むスラリーを固液分離する際、生成した結晶の形状や粒径(分布)が大きな影響を与えることが知られています。本研究では、結晶や粒径を制御する手法について検討を行いました。
⑩ かんぴょうの有効利用法の検討
 [乾燥剤としての研究](物質工学科の川越大輔先生、高屋朋彰先生と共同研究)
 かんぴょうは栃木県の代表的な産物にも関わらず、使用用途が狭く利用用途の難しいことが問題です。
 我々は、かんぴょうの強い吸水力に着目した新規利用法について検討しました。
 [成長促進剤としての研究](長岡技大の高原先生、群馬高専の大岡先生、電気情報工学科の小林康浩先生と共同研究)
 かんぴょうの豊富なミネラル源を有効利用するため、植物の成長促進材としての適正を検討しました。
⑪ 気泡塔を用いた廃水処理技術の開発および改良
 活性汚泥を使用し、好気反応における廃水処理技術について検討しました。
⑫ ドジョウ(泥鰌)粘液の物性
 (機械工学科 那須先生、群馬高専 大岡先生、長岡技大 桑原先生と共同研究)
 ドジョウ飼育水から、ドジョウ粘液を回収・濃縮・粗精製し、その物性について検討しました。
⑬ 寝衣コーティング手法による床ずれ発症抑制に関する基礎的研究
 (機械工学科 那須先生、群馬高専 大岡先生、長岡技大 桑原先生と共同研究)
 ムチンの水和潤滑能に着目し、床ずれ抑制・防止法についての検討を実施しました。
⑭ 低学年向け学生実験補助を目的としたweb教材の作成,基礎化学実験における教育法の改善
 学生全員の「自学自習性」を促す教材の開発について検討し、予習復習に適した教材の作成を試みました。
⑮ やや高学年向け環境に関する意識改善を図る実験の導入
 (技術室の出川さんと共同研究)
 物質工学科では、環境と銘打った学生実験は無く、導入が必要な状況である。そのため、まず身近な実験廃水を用いた環境分析を通して、環境保全に対する考えの基礎教育が可能かどうか検討しました。
教員個人情報

今の活動状況や
赴任前の学歴や職歴等
近況:
・4人家族になりました(2021.04.13)。
・娘は、絵を描くのが趣味です(2022.02.12)。
・娘はマイクラとYoutube、息子は車のおもちゃ、にはまっています(2023.01.06)
・娘が卒園式を迎えました(2023.03.18)→娘が小学校の入学式を迎えました(2023.04.12)
・息子がマクドナルドをハッピー(セット)と呼びます(2023.11.20)
・娘がスキビティトイレにはまっています(2023.11.23)。上野のヤマシロヤで人形購入しました。
・息子がプラレール大好きです(私も)。娘はシルバニアファミリーが大好きです。(2024.03.11)
趣味:ガチャポンの昆虫集め (過去の趣味:重金属系ジャンルで黒い分野のCDジャケ買い)
特技:絶対音感、作るたびに味が違う料理の腕
好きなYouTuberの芸人さん(敬称略):江頭2:50、サンシャイン池崎、アイドル鳥越 等
車歴:RX-7 FC3S前期 → RX-7 FC3S後期 → R32 SKYLINE GT-R → R56 MINI Cooper S → デミオ13C(現在)、スペーシアX(妻)



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