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平成 20年 第4回 電気情報工学科 正本利行

図書館の印象

 私は高専卒業まで島根で過ごし、その後、長岡で過ごしてきました。そして、今年度、小山に来ることになりました。ここで、それぞれの地域での図書館の印象を書いてみようと思います。

 高専までは、学校の図書館以外の図書館は利用していませんでした。学校の図書館には、あまり新刊の小説類は置いてなかったような気がします。実際のところ、私が関心をもって見ていなかっただけで、置いてあったのかもしれません。私が時々、借りたものは、わりと古めの小説類だったので、そんな印象を持っています。

 長岡技大に入ってからも、当初は学校の附属図書館以外は利用していませんでした。大学の図書館は、専門書は充実していますが、小説類で読みたい本はありませんでした。古い文学作品の全集とかは置いてあった気がしますが、これは関心を持って見なかったため、印象が薄いです。当初、学校以外の図書館を利用することは頭になかったのですが、そのうち、市立図書館を利用することを思いつきました。長岡の市立図書館は、広くて、きれいで、蔵書も充実していました。また、開館時間も長くて、便利でした。もっとも、これは小山市に来てみて気づきました。

 島根では市立図書館を利用してませんでしたので、市立図書館の利用は長岡がはじめてでした。なので長岡の市立図書館が普通だと思っていました。

 少し話はそれますが、長岡での生活は、雪以外、小山より快適だと思います。雪は、確かに大変ですが、よほどの大雪にならない限りは、あまり問題になりません。なぜかといえば除雪の体勢がよく整っているからです。また、交通量に対して道路が広いこと、交通マナーが小山より良いことを考えると、むしろ車での移動は快適だと思います。また、長岡のたいていの施設は広い駐車場を持っています。図書館も例外ではなく、車で快適に利用することができました。

 最後に小山高専の図書館についての印象を書こうと思います。実は、まだ、あまり利用してませんが、意外と新刊の小説類が置いてあって、良いと思います。なぜ、あまり利用していなかったというと、長岡での生活で、専門書は学校の図書館、小説類は市立図書館を利用するという習慣がついたからです。今回、この原稿を引き受けたのがきっかけで、学校の図書館に、どんな本があるか見たら、意外と小説類が置いてあることに気づきました。

 今後は、もう少し、利用しようと思っています。

(電気情報工学科  正本 利行)
「高専だより No.148 掲載」