酸化還元反応



まず、酸化/還元の言葉から理解してみましょう



酸素の授受 水素の授受 電子の授受 酸化数の増減
酸化 酸素と結びつく 水素を失う 電子eを失う 増加
還元 酸素を失う 水素と結びつく 電子eを得る 減少



つまり、酸化還元反応とは・・・
酸化された物質(原子)があれば、
還元された物質
(原子)が必ずあり、
酸化と還元は同時に起こる反応である

 CuO + H2 Cu + H2O 
(CuO
Cu
還元、H2 H2O 酸化)
この時、酸化を行うCuO
酸化剤、還元を行うH2還元剤と言われる。


つまり、
酸化剤とは・・・他の物質を酸化し、自分は還元される物質。
還元剤とは・・・他の物質を還元し、自分は酸化される物質。
である。


酸化(or還元)を行う化学物質は、たくさんの種類が存在するため、
酸化(or還元)力も物質によって強弱が出てしまう。
それを判断するのが、
酸化数である。

非常に簡単ですよね。では、例題をどうぞ。

酸化還元の例題

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問 1 I2 + H2S → 2HI + S の酸化剤はどれですか?
I
I2
H
S
H2S
問 2 Mg + Cl2 → MgCl2 の電子を得た物質はCl2であるが、
この物質は以下のどれにあてはまるか?
酸化
還元
中和
何じゃそりゃ

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結果:




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