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平成 17年 第1回 電気情報工学科 北城勝栄

「草テニス屋の独り言」

 私は、テニス大好き人間です。ラケット一本持てば多くの人達とプレーを楽しむことができ、まして試合で勝利すれば優越感を味わえて、負ければ挫折感も味わえます。私は三十年以上にわたるテニス歴がありますが、昨年初めて関東大会に出場することができました。ベテラン60歳以上のシングルス大会ですが、往年の名選手宮城淳氏や黒松秀三郎氏が同じクラスで活躍されている姿を拝見し、我々草テニス屋とは違い、その道を究めた人に見られる特別な威厳を感じました。この宮城淳氏が、全米でベストセラーになっている、ブラッドギルバート(アガシのコーチ)著のテニス読本を、「読めばテニスが強くなる」というタイトルで邦訳されています。試合に臨む戦略や戦術が細かに書かれています。テニス愛好者に一読をお勧めします。私のテニスは品がないと人によく言われますし、またそう思っていますが、ルールを守っている分には、さほど気にかけていません。常日頃試合で心がけていることは、セルフジャッジは相手に有利になるように、間違ったジャッジほど後味の悪いものになってしまうからです。また自分の持っているよい面全てを出し切れば道は開け、たとえ試合に負けたとしてもすがすがしい気持ちでいられるということです。今年も茨城県大会で優勝し、関東大会へ出場できることになりました。ギルバートのいう必勝ルール

 ①精神的準備、ストレッチ、試合開始後から最後の1ポイントまで全て計画的に
 ②絶対にあわてず、十分に時間をとって相手を観察し、分析して頭を使いながらプレーしよう

 この二つの教訓を肝に銘じて試合を楽しんで来るつもりでいます。

(電気情報工学科  北城 勝栄)
「高専だより No.134 掲載」