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物質工学科で学んだ先に

 小山高専 物質工学科で学んだ人達は卒業後、様々な仕事で活躍しています。卒業後の進路は主に物質工学科で学んだ人材を必要としている多くの企業への就職と、更に勉学を積むための大学編入学、および小山高専専攻科への進学があります。
 ここでは、物質工学科で学んだ学生がどのような進路を辿り社会で活躍しているか、卒業生からのメッセージを添えてお伝えします。

 物質工学科で学んだ先には様々な選択肢があります。      

本科卒業生の声 ※肩書はインタビュー当時のものです

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戸倉 沙織さん
2017年度物質工学科卒業
日本ライフライン株式会社





私は、医療機器メーカーで品質管理の仕事をしています。仕事内容は主に、製品が滅菌できていることの確認や製造エリア環境の維持管理、製品が仕様通りに作られているかを、化学的、物理的、生物学的に評価することです。高専で学んできたことが活かせるため、毎日楽しく業務に取り組んでいます。患者様の生命に関わる責任のある仕事ですが、医療機器の果たす役割は大きく、医療を通じて社会に貢献できることにやりがいを感じています。
●中学生の皆さんへ
高専は、専門分野に特化した学校です。実践的に専門分野について学ぶことができるため、理数系が好きな方、実験が好きな方、いち早く実社会で活躍したい方などにお勧めの学校です。また、学校行事にも力を入れており、毎年、学生達で作り上げる文化祭や球技大会はとても楽しく、充実した学生生活を送ることができます。
●在校生の皆さんへ
高専は自由な校風の下、自分で何を頑張るべきかを考え実践できる環境が整っています。私も高専で学んだ知識や技術は今の仕事でも活かせることが多く、とても良い勉強の場であったと実感しています。学べる時にしっかり学んで、イベントには精一杯打ち込んで、実りある高専生活、悔いのない高専生活を送ってください。


     

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小山 美冬さん
2013年度物質工学科卒業
サントリーモルティング株式会社





高専の勉強はとても専門的で、難しいこともたくさんありましたが、その分5年間でいろいろなことにくわしくなっていき、様々な自然科学のしくみがわかっていくのが面白かったです。いまでも、高専で身につけた知識や考え方は、仕事の上で私の強みとなっています。 また、高専では入学するときは5学年上の先輩が、卒業するころには5学年下の後輩がいますので、工陵祭などのイベントやサークルを通じてちょっと離れた年齢の方々とも仲良くなり、他高専の方も含めて本当に幅広いつながりができました。困った時にはいろいろ助けて貰いましたし、おかげさまでとても楽しい高専生活を送ることができました。


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堀江 英絵さん
2013年度物質工学科卒業
東京農工大学工学部卒業
東洋インキSCホールディングス株式会社




理科や実験に興味があるという方はぜひ物質工学科へ!5年間でその興味を自分の強みに変えませんか。高専では1年生から専門分野の授業や実験があり、基礎からしっかりと勉強できます。そのため、卒業するころには想像していなかったほどの知識と技能が身に付きます。この5年間で得た知識と技能は高専の卒業研究だけでなく、大学での研究や会社での仕事で大いに役に立ち、私の一番の強みとなっています。興味のあることにじっくりと取り組める環境が整っている物質工学科への進学をぜひ検討してみてください。

専攻科修了生の声 ※肩書はインタビュー当時のものです

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黒須 友紀さん
2013年度専攻科修了
旭化成株式会社





私は化学素材メーカーでプラスチックフィルムの研究開発職をしています。今販売されている製品の改良はもちろんのこと、新規製品の開発も任される、責任のある仕事です。授業や研究室で培ってきた知識が生かせる場面が多々あり、毎日ハツラツと働いています。
●中学生の皆さんへ
化学に興味のある方、実験やモノづくりが好きな方、大歓迎です。自分の個性を育み、勉強・趣味問わず興味があるものはトコトン追求できる環境が高専には整っていると思います。ノーベル賞も夢ではないかも?
●在校生の皆さんへ
勉強に追われる日々かもしれませんが、知識は無駄にはなりません。また、対話力や趣味ですら発揮できる場面は沢山あります。生かすも殺すも貴方次第です。在学中に自分の強みをひとつでも多く作ってください。


     

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佐藤 里希さん
2012年度専攻科修了
株式会社資生堂





私は、化粧品会社で中味の製造および若手社員のOJT(教育担当)を中心に仕事しています。高品質、安全作業を徹底できるように日々2Sと改善に目をおきながら仕事に取り組んでいます。また、組合の執行部にも所属しており、工場全体のイベントの企画と社内報の作成も行っています。工場ですが国内だけでなく海外への出張や様々な経験をさせていただけるのでやりがい満点です。
●中学生の皆さんへ
幅が狭くなると思いきや、就職の幅はものすごく広いです。モノづくりや化学が好きであれば将来、工場・研究・営業と他分野で活躍できる魅力的な学校です。また高専時代の友人は一生の宝物になります。高専を卒業した将来でぜひお待ちしています。
●在校生の皆さんへ
進路や在学中にはわからないことですが、授業や実験で学んだ知識はもちろんのこと、発表能力や調査能力、コミュニケーション能力などが社会人として活きてきます。積極的に様々なことにチャレンジしてみてください。


     

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河田 麻衣子さん
2011年度専攻科修了
三福工業株式会社





私は、樹脂・ゴム練り会社の技術部に所属し、各事業部から依頼された競合品の組成解析や、ユーザーからのクレームの際、原因解明から対策・各部署へのフィードバックなど、分析に関する業務全般を行っています。また、産学連携の窓口となって、高専との共同研究や各種分析機器の利用などさせていただいております。学生時代に学んできたこと、社会人になって学ぶことを最大限に活かしていけるよう、日々奮闘しています。
●中学生の皆さんへ
将来の自分がどんな職業についているか、ビジョンがなかなかみえないかもしれません。ですが高専という場所は、自分でも知らない『未来の自分』を見つけられる学校です。
実験が好き、もの作りが好き、なんでもいいです。枠に囚われない環境で将来の自分を探してみて下さい。
●在校生の皆さんへ
日々の勉強や実験は大変の一言に尽きるでしょう。ですが、その結果が結びつくのは今ではありません。卒業し、社会に出てからです。目先に囚われず、先を見据えて一日一日を大事に過ごして下さい。


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近藤 圭さん
2009年度専攻科修了
東京工業大学大学院修士課程修了
東京工業大学大学院博士課程修了(博士(理学))
東亞合成株式会社


小山高専は技術者を目指す人だけでなく、研究者を目指す人にとっても魅力的な学校です。小山高専では大学生よりも早い時期から研究に取り組めるメリットがあります。 卒業研究と専攻科での特別研究では実験の技術だけでなく、結果を考察する力や発表のプレゼンテーション能力などを身に付けることができます。この小山高専で培った知識と技術は、進学した大学院や就職した企業での研究でも生かされています。


     

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