小山高専の教育方針

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学習・教育到達目標

学習・教育到達目標(A:準学士課程、S:専攻科課程)

~用語解説~
準学士課程(本科)
本校の準学士課程では、5年間の一貫教育を通して深く専門の学芸を教授し、職業に必要な能力を育成することを目的として、機械工学科・電気電子創造工学科・物質工学科・建築学科の4つの学科が設置されている。

専攻科課程(専攻科)
5年間の高専における教育基盤の上に立ち、より深く高度な専門知識および技術を教授することにより広く社会および産業界で活躍できる実践的でかつ創造的な技術者の育成を目的としている。現在は複合工学専攻1専攻の中に本科の学科編成に合わせた4コース(機械工学・電気電子創造工学・物質工学・建築学)を編成している。

 

①豊かな人間性の涵養:
  豊かな教養と専門知識を基礎にして、技術者としてふさわしい人格を有し、社会に貢献できる人材
 育成を目指している。

  ①-A★社会人となるための素養を身につけ、環境・福祉に配慮し工業技術が自然や社会に与える
      影響
を認識できること。
  ①-S★社会・経済と工業技術の共生に配慮し、工業技術者としての社会的責任と倫理観を自覚す
      るこ
と。

②豊かな感性と創造力の育成:
  ものづくりを基本とする実験実習を通じて製作・設計能力を育むことに加え、新しい工学的発想に
 つながる感性とチャレンジ精神を培い、豊かな創造力・デザイン能力・実践力を有する人材の育成を
 目指している。
  ②-A★実験実習に自主的に取り組み観察力・解析力を養い、新しい発想やアイデアを提案する習慣を
      身につけること。
  ②-S★専門分野にとらわれず工業技術全般に対し知的好奇心をいだき、工業技術に関する研究計画・
      設計・製作およびその評価までの全プロセスをデザインできること。

③自然科学・数学・英語・専門基礎科目の学力向上:
  高度化する専門知識・技術の修得に必要な自然科学・数学・英語・専門基礎科目の十分な学力を有
 する人材の育成を目指している。
  ③-A★自然科学・数学・英語の基礎知識を身につけ、専門分野の基礎知識を修得していること。
  ③-S★自然科学・数学・英語の応用知識を身につけ、専門分野の工学理論を理解していること。

④高度な専門知識と問題解決能力の育成:
  専門分野に関する高度な知識と問題解決能力を有し、技術革新に柔軟に対応できる人材の育成を目
 指している。
  ④-A★実践的技術者としての高度な専門分野の知識を修得し、与えられた技術的課題を解決できる能
      力を身につけること。
  ④-S★開発型技術者としての高度な専門分野の課題に対する問題点を自ら発見し、その解決方法をデ
      ザインし研究を遂行できる能力を身につけること。

⑤情報技術力の向上:
  コンピュータの利用能力に留まらず、新しいアイデアを具体化し設計するための情報技術力を有す
 る人材の育成を目指している。
  ⑤-A★情報技術に関する基礎知識と情報処理能力を有し、コンピュータを利用して適切な内容の報告
      書を作成できること。
  ⑤-S★情報技術の応用力を身につけ、コンピュータを利用して解析力と設計力を身につけること。

⑥コミュニケーション能力と国際感覚の育成:
  優れたコミュニケーション能力とプレゼンテーション能力を養い、社会環境や文化の枠を超えて活
 躍出来る、国際感覚豊かな人材の育成を目指している。
  ⑥-A★講義・実験・卒業研究の内容について日本語で口頭発表・質疑応答ができることと、基本的な
      技術英語の文章を理解し国際的視野を身につけること。
  ⑥-S★特別研究を含む専門分野の内容を学内・学外において日本語で口頭発表・質疑応答ができるこ
      とと、高度な専門分野に関する技術英語の文章を理解し国際社会で活躍できる基礎能力を身に
      つけること。