だんだんと寒くなり、肌寒い日が続くようになりました。冬が近付くとやはり心配になるのがインフルエンザです。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ変異しており、前シーズンにかかっていても免疫力が持続しません。自分自身がかからないようにするのはもちろんのこと、周囲の人たちにうつさないよう思いやりを持って行動しましょう。
流行前に予防接種を受けましょう
インフルエンザは毎年11月から3月にかけて流行しますが、インフルエンザワクチンは接種してから効果が現れるまで早くても2週間はかかります。流行前に接種することがとても大切になります。ワクチンは1回接種すれば効果は5か月程持続すると言われています。
インフルエンザってどうやって感染するの?
(1)飛沫感染:感染している人が咳やくしゃみをしたときなどに、ウイルスを含む飛沫が飛び散り、それを近くにいた人が口や鼻から吸い込んで、体内にウイルスが入ることで感染します。飛沫の飛び散る範囲は約1~2メートルです。
(2)接触感染:感染した人が咳やくしゃみを手でおさえ、その手を洗わずにまわりの物に触れて、ウイルスが付着。それを別の人が触り、さらにその手で鼻や口を触ることでウイルスが体内に入り、感染します。
いますぐ出来る感染予防!
- 手洗い…石鹸と流水で洗いしっかりと水分を拭き取りましょう。
- マスクの着用…鼻と口を覆うようにつけましょう。不織布マスクを使用しましょう。
- 休み時間ごとに教室の換気をしましょう。
- 規則正しい生活をしましょう。
- 咳エチケット…マスクがない場合はハンカチや腕の内側で口元を覆うようにしましょう。