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キャリア支援室

キャリア教育とは?

キャリア(career)という言葉は、ラテン語の「車道」を語源とし、現在では、「道に沿って人が進むこと」、「経歴」や「職業での成功」という意味で使われています。

今日、日本社会の様々な領域において構造的な変化が進行しています。特に産業や経済の分野においてはその変容の度合いが著しく大きく、雇用形態の多様化・流動化にも直結しています。また、現在、社会では職業能力をいかに高めてキャリアアップするかが、多くの労働者にとって非常に大きな課題となってきており、特に、若年層や女性にとっては、どのようにキャリアを組み立てるかが生き方の課題として大きくクローズアップされています。一方では、学校から職業への移行プロセスに問題を抱える若者が増え社会問題にもなっている状況です。このような中で、小山高専では一人一人が「生きる力」を身につけ、明確な目的意識を持って日々の学校生活に取り組みながら、「主体的に自己の進路を選択・決定できる能力を高め、勤労観・職業観を形成して社会人・職業人として自立していく」ことを目標とした「キャリア教育の推進」を図ることにしました。

小山高専でのキャリア支援

小山高専では、人生を有意義に過ごすための知識・技術と人間力を身につけるためのキャリア教育支援プログラムを用いて皆さんをサポートします。このプログラムでは、地域産業界との連携により新しいキャリア教育を推進すると共に、地域産業を支える若手技術者の人材育成に貢献することも目的としています。本プログラムでは、本校学生向けに次に掲げるキャリア教育に取り組みます。

1.問題解決型インターンシップの実施
2.最先端技術教育および技術指導
3.低学年からのキャリアトレーニング
4.就職等進路指導

これらのプログラムを推進するため、企業技術者等の経験豊かな「教育コーディネーター」を配置し、「教育コーディネーター」の主導により地域教育資源の活用を図ります。具体的には、企業技術者を活用した講演会や技術指導を通じた創造的な鍛錬とともに、低学年から一貫性のあるキャリアトレーニングや進路指導等のキャリア教育を通じて、明確な職業観を持った技術者の育成を行います。更に、プログラムの展開にあたり学生自身が自ら考える力を養成し、自分自身と向き合って将来について考えることに視点を置いています。