小山工業高等専門学校 技術者教育プログラム「複合工学系プログラム」
(令和7年7月17日更新)
小山高専では、本科4年次から専攻科2年次までの4年間のカリキュラムで構成される技術者教育プログラム「複合工学系プログラム」が設定されています。
この技術者教育プログラムは、日本技術者教育認定機構(JABEE:Japan Accreditation Board of Engineering Education)からの認定を受けています。
1.JABEE認定制度
1999年(平成11年)に、産業界と工業系学協会が中心となって日本技術者教育認定機構(JABEE:Japan Accreditation Board of Engineering Education)が設立され、大学など高等教育機関で実施されている技術者教育プログラムが、社会の要求水準を満たしているか、また国際的レベルであるかどうかを審査、評価して認定する制度が発足しました。
JABEEに認定された技術者教育プログラムは、プログラムの品質が保証されるだけでなく、プログラムの修了生は社会的にも,国際的にも技術者に必要とされる工学基礎教育を修得したものとして保証されることになります。また、技術士第1次試験を免除されて「修習技術者」となることができます。
2. 本校でのJABEEへの取組
本校の「複合工学系プログラム」は、2005年度(平成17年度)から継続してJABEEの認定を受けています。
JABEEについて詳しく知りたい方は,日本技術者教育認定機構(JABEE)のサイトを参照してください。
不明なところがあれば,本校のJABEE委員会に問い合わせてください。
3. 複合工学系プログラムの目的と概要
【参考】
○技術士・技術士補とは
技術士制度は、技術的専門知識及び応用能力と豊富な経験を有する優れた技術者の育成を図るための国による技術者の資格認定制度です。
a)技術士は、
技術士法に基づいて行われる国家試験(技術士第二次試験)に合格し、登録した者だけに与えられる称号です。国は、この称号を与えることにより、その人が科学技術に関する高度な応用能力を備えていることを認定することになります。従って、技術士は、科学技術の応用面にわたる技術者にとって最も権威ある国家資格と言えます。
b)技術士補は、
技術士法に基づく国家試験(技術士第一次試験)に合格し、登録した者だけに与えられる称号です。
技術士補は、技術士となるのに必要な技術を習得するため、技術士を補助することになっています。
この技能修得後、技術士第二次試験を受験できます。
本校のJABEEの認定を受けて修了した者は、この資格を有しています。