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男女共同参画基本計画

小山工業高等専門学校における男女共同参画基本計画

平成28年12月14日

小山工業高等専門学校では,国立高等専門学校機構における「男女共同参画宣言」「男女共同参画行動計画」に基づき,本校の年度計画を踏まえ,現状の把握及び分析を行い,女性教職員の採用,女性教職員の管理職への登用,仕事と育児等との両立支援,女子学生の比率向上及び修学環境の整備について,それぞれの目標を設定し,具体的な取組を掲げ,次のとおり男女共同参画基本計画を策定する。

【1】女性教職員採用の拡大

①目標の設定
本校では,できるだけ多くの意欲と能力のある女性教職員の採用に努めるものとし,第3期中期目標・中期計画期間(平成30年度)まで,毎年,採用教員に占める女性の比率を専門学科20%,全体で30%以上維持するよう努めることを目標とする。
②具体的取組
教員の採用にあっては,男女雇用機会均等法第8条の規定を踏まえた上で,「学位・業績・能力等が同等の場合は,原則として女性の採用を優先する。」ものとする。
事務職員に採用にあっては,各種説明会資料に女性職員のメッセージ及び活躍状況の紹介をできる限り多く掲載し,女性の採用希望者の拡大を図る。

【2】女性教職員の管理職への登用

①目標の設定
本校では,意欲と能力のある女性教職員の管理職への登用促進を図り,第3期中期目標・中期計画期間(平成30年度)まで,教授に占める女性の比率を7%以上,運営会議構成員における女性教員の管理職の比率を10%程度維持するよう努めることを目標とする。
②具体的取組
本校では,女性の役職への登用を促進するため,育児休業制度の促進など現行の制度を活用した勤務体制の推進,ハラスメント等防止などの職場環境の保持に努め,女性教職員の管理職への登用を図る。

【3】仕事と育児等との両立支援

①目標の設定
本校では,第3期中期目標・中期計画期間(平成30年度)までに,「育児や介護と両立して働き続けることができるように「仕事と生活調和(ワークライフバランス)」を実現する。」ことを目標とする。
②具体的取組
教職員の性別役割分担意識の変革を進めるとともに,育児や介護(配偶者等への看護を含む。)のニーズを考慮した勤務体制の整備や人員配置を行う。

【4】女子学生の比率向上及び修学環境の整備

①目標の設定
高専機構の目標と同様に,次のとおりとする。
(1)女子学生の比率向上を図るため,入学者に占める女子比率を30%以上とすることを目標とし,志願者確保に向けた取組を積極的に推進する。
(2)女子学生が技術者としてのキャリア形成できるよう支援する。
(3)女子学生がより快適に学べる修学環境(女子寮・更衣室・トイレ等の施設,安全・安心対策・学生相談等)の整備を図る。
②具体的取組
(1)入学試験委員会において,入学者に占める女子比率が30%以上となるよう,女子志願者確保に向けた取組を行う。
(2)キャリア支援室において,女子学生が技術者としてのキャリア形成ができるよう支援する。
(3)事務部において,女子学生がより快適に学べる修学環境の整備を図る。
(4)学生委員会において,女子学生に配慮した安全・安心対策の企画・立案を行う。
(5)学生主事及び学生相談室において,学生相談業務の点検評価を行う。
(6)上記(1)~(5)について,校長及び企画戦略会議が総括し,責任をもって対応する。