2023年10月14日、15日に開催された全国高等専門学校プログラミングコンテスト 第34回福井大会では小山高専から参加した2チームが活躍し、自由部門チーム「服薬守くん -メディカルサポーター-」が敢闘賞(企業賞)を表彰されました。
【自由部門】服薬守くん -メディカルサポーター-
藤澤 颯介さん(電気電子創造工学科3年),青木 優哉さん(同3年),田代 幸助さん(同3年),癸生 川 大斗さん(同3年),長澤 陽生さん(同3年)
【競技部門】もしかして:再帰
小川 拓也さん(電気電子創造工学科3年),谷島 大起さん(同3年),山田 納大さん(機械工学科2年)
<参加各チームメンバーのコメント>
■「服薬守くん -メディカルサポーター-」 田代 幸助さん
私たちチームでは、認知症高齢者の服薬忘れを防止するシステム「メディカルサポーター服薬守くん」を製作し、プロコン本戦で発表しました。この課題は、私の同居する祖母と家族の問題をコンセプトにしたものです。そのため今回、本戦までにシステムを完成させ、発表し、企業賞という形でこの成果が認められたことはとても嬉しい限りです。また、自分の案に賛同し、ここまで製作をともにしてきてくれた4人のチームメンバー、製作を補助してくださった先生方や他の仲間、家族には感謝でいっぱいです。
■「もしかして:再帰」 加藤 裕槻さん
今年の競技部門の課題は他高専と1対1で競う陣取りゲームでした。このゲームは「二人零和有限確定完全情報ゲーム」と呼ばれるゲームの一種で囲碁や将棋と同じ分類のものです。この種のゲームでは将棋AIや囲碁AIを始めとする対戦型AIの開発が盛んで、今回の本チームも対戦型AIの作成に挑戦しました。今年の参加メンバーは3年生2名と2年生1名で構成され、ネットワーク担当やAI作成担当など分担をして作業を行いました。 私自身はチームのまとめ役として選手とはまた異なる形での参加で、開発のほかにチーム運営など新たな取り組みを行うことができ、自身の成長にも繋がったと思います。
今年度は3年生を中心としたチーム構成となっていました。プログラム開発についてはチームメンバー以外のサポートも受けながら進められており、プロコンチームとしての総合力が年々増加していることを実感しています。来年度以降もさらなる活躍を期待しています。
・参考リンク(小山高専HP外に移動します)
全国高等専門学校プログラミングコンテストOFFICIAL WEBSITE 第34回福井大会(2023)
https://www.procon.gr.jp/?cat=1683