令和6年3月22日(金)付の日本経済新聞に、「思索(おもひ)Factory」や「企業伴走プロジェクト成果発表会」について掲載されました。
同記事では、本校が2023年に文部科学省の「高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業」の実施校に認定され、その事業の一環である企業伴走型アントレプレナー教育プログラムを昨年10月にスタートし、本校の3年生(有志)が学科の枠を越えて地元協力企業と身近な課題解決に取り組み、先日3月7日にその成果を発表する「第1回企業伴走プログラム成果発表会」を開催したことが紹介されています。
また、それと並行し事業の一環である起業家工房『思索(おもひ)Factory』を新設し、多くの学生が3Dプリンターや3次元スキャナーなどを活用し、学生たちが自由なアイディアを試作していることや、今後も教育プログラムを実施していく方針であることも紹介されています。
本校の「高等専門学校スタートアップ教育環境整備事業」の活動が日本経済新聞に掲載されました
第一回 企業伴走プロジェクト成果発表会を実施
本校の3年生有志が地元企業と連携し、個人・地域の課題解決につながる事業創出に取り組む「アントレプレナー教育プログラム」の成果発表会を3月7日に行いました。
発表会には、チームラボ創設者で現 ユカイ工学の青木社長をはじめ、地元企業や栃木県庁と多くの方が足を運んでくださいました。
この成果発表会では、学生が「楽器のレンタルサービス」「献立宅配サービス」「製造業の多重下請け構造のムダ削減」「家族で共有できるデジタルカレンダー」「マイクロプラスチックの回収法」「3K問題」の6グループに分かれ、それぞれ協力企業9社と昨年の10月から社会問題や企業の課題解決のため現地調査やニーズ把握を行い、課題解決につながる技術的な仕組みやビジネスモデルを提案しました。
発表後の質疑応答でも、参加された企業の方より積極的に提案内容についての詳しい質問や今後のビジネスモデルの展開についてアドバイスをいただきました。
その後は、ユカイ工学青木社長より自身の起業経験を踏まえた基調講演と本校に今年度設営された起業家工房で交流会を行い参加企業の方と学生が交流を深めました。
本校初の試みではありましたが、協力企業様の支えもあり無事にこの教育プログラムを成功することができました。ご協力いただきました皆様には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。
2024/03/13付 下野新聞 22面に掲載されました。
学生の発表の様子
発表後の質疑応答
成果発表会参加者集合写真
起業家工房での交流会
「令和5年度読書体験発表会」発表者表彰式
令和5年度第22回読書体験発表会の発表者10名の表彰式が2月15日に校長室で行われました。
読書体験発表会は、自分自身やお互いの内面的成長に目を向けることを通じて人間性を養い表現力を磨く機会として一般科国語・図書情報センター・教務委員会の共催により1学年と2学年で実施しているもので、今年度で22回目を迎えます。今年度の発表はいずれも読書をきっかけに深まった内面的な体験を自分らしい言葉で表現しており、説得力のある素晴らしいものでした。
表彰を受けた学生は以下の通りです。
【1年読書体験発表会(1月18日)の発表者】
機械工学科 野村 英準
電気電子創造工学科L 小堀 咲陽
電気電子創造工学科R 近藤 洸
物質工学科 星野 舞
建築学科 野澤 花
【2年読書体験発表会(12月13日)の発表者】
機械工学科 添野 力煕
電気電子創造工学科L 堀江 新之介
電気電子創造工学科R 印出 真優
物質工学科 佐藤 叶夢
建築学科 長山 依咲希
令和6年度学力検査選抜及び帰国生特別選抜検査 合格者速報
公開講座2件「地層中の植物化石を探そう」「やさしく楽しい草木染め」募集を開始しました。
小山高専応援基金がオンライン決済に対応しました
小山高専応援基金が、令和6年2月よりオンライン決済による寄附金受付を開始いたしました。
<小山工業高等専門学校応援基金>
https://www.oyama-ct.ac.jp/chiiki/ouenkikin/
小山工業高等専門学校のWEBサイトから寄附受付画面にパソコン・スマートフォンなどからアクセスし、クレジットカード決済、コンビニエンスストア決済、Pay-easy(ペイジー)決済で寄附を行うことが可能です。
なお、従来通りの振込での決済も受け付けております。
皆様のご支援をお待ちしております。
利用可能な決済方法
クレジットカード
コンビニエンスストア決済
ペイジー決済
地域連携協力会企業様から私募債を活用した寄附に対する感謝状贈呈式を開催
令和5年12月20日(水)、栃木銀行寄贈サービス付私募債「とちぎん SDGs 私募債(未来へのこころ)」を活用し、本校にご寄附をいただいた株式会社アヤラ産業様への感謝状贈呈式が小山高専において開催されました。
贈呈式では、アヤラ産業代表取締役社長中村恵之様から堀校長に目録贈呈の後、堀校長から中村社長に感謝状が贈呈されました。
「とちぎん SDGs 私募債(未来へのこころ)」は、株式会社栃木銀行が募集する私募債で、受託に際し、収益の一部を活用し、私募債発行企業の希望を踏まえ、本校応援基金にご寄附をいただきました。
株式会社アヤラ産業様は、本校の地域連携協力会会員企業で、産学官連携で本校機械工学科伊澤教授らのチームとかんぴょうの皮むき機械のリニューアルをしたご縁で本校にご寄附をいただきました。厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。
公開講座「界面活性剤で遊ぼう(リモート視聴)」募集期間を延長しました。
(変更)スーパーサイエンスキャラバン@まちかど の募集を開始しました(締切延長、小学5・6年生も参加可能、当日参加も可能)
第3回学校・入試説明会(中学生・保護者等向け)の募集を開始しました
令和5年度第3回目の学校・入試説明会(12月2日(土))の参加募集を開始しております。
説明会の詳細の確認・参加お申込みはこちらのページからお願いいたします。
公開講座「界面活性剤で遊ぼう(リモート視聴)」募集を開始しました。
小山高専地域連携協力会企業が工陵祭ローラーコースターに協賛しました
令和5年11月4日(土)5日(日)に本校の学園祭、工陵祭が開催され、目玉企画の一つ、本校学生Craft team 「STARSS」による木製ローラーコースター『FUJIMI』について、小山高専地域連携協力会から、小山鋼材株式会社様、規格工業株式会社様、株式会社シンデン様から協賛をいただきました。
イベントでは多くの試乗希望者を集め、大盛況のうちに無事終了しました。
高専ロボコン2023 全国大会出場決定!
令和5年10月15日(日)、全国高等専門学校ロボットコンテスト2023関東甲信越地区大会が、駒沢オリンピック公園総合運動場で開催されました。本校からは2チームが出場し、Aチームは「デザイン賞」を受賞、Bチームは見事優勝し、全国大会出場を決めました。
今大会の競技課題は「もぎもぎ!フルーツGOラウンド」。今年の競技のミッションは、「障害物を乗り越える」と「フルーツを収穫する」です。最大の見どころは「フルーツの収穫」。ロボットの制限高さを越える位置にあるフルーツの収穫や2周目以降に使うことができるお助けアイテムをいかに活用するか、アイデアの見せどころです。
Aチーム「ラビットばね子」は、今年の干支に因んだうさぎをモチーフにした全国最軽量級のロボットであり、段差やロープなどの障害物を凹凸形状のタイヤのみでクリアするなど、軽々と競技課題をクリアするロボットです。準決勝で同校対決となり、ゴール目前の転倒で惜しくも敗れ、ベスト4となりました。ロボットの機能的な美しさや装飾が評価されデザイン賞を受賞致しました。
Bチーム「ワンダフルケーキ君」は、ケーキをモチーフとしたロボットで,収穫したフルーツでケーキを完成していく様子をイメージしています。クッション性の高い独特な形をしたホイールで段差を軽々と超え、ロープはパクリと飲み込んですり抜け、安定して障害をクリアしていくロボットです。1周目から確実にフルーツを収穫して運ぶことで確実に60点を獲得することで勝ち進み、地区大会優勝、全国大会出場を決めました。本校の全国大会出場は、5年連続25回目(全国最多出場)となりました。
全国大会は令和5年11月26日(日)、両国国技館で開催されます。引き続きの応援、よろしくお願いいたします。
■大会の模様はこちら(https://www.youtube.com/watch?v=ytOEy89uKmk)からご覧いただけます。
■テレビ放映予定:令和5年11月23日(木) 午後1時5分~1時59分(NHK総合・関東甲信越向け)
高専プロコン:小山高専チーム活躍!自由部門で敢闘賞表彰!(第34回福井大会)
2023年10月14日、15日に開催された全国高等専門学校プログラミングコンテスト 第34回福井大会では小山高専から参加した2チームが活躍し、自由部門チーム「服薬守くん -メディカルサポーター-」が敢闘賞(企業賞)を表彰されました。
【自由部門】服薬守くん -メディカルサポーター-
藤澤 颯介さん(電気電子創造工学科3年),青木 優哉さん(同3年),田代 幸助さん(同3年),癸生 川 大斗さん(同3年),長澤 陽生さん(同3年)
【競技部門】もしかして:再帰
小川 拓也さん(電気電子創造工学科3年),谷島 大起さん(同3年),山田 納大さん(機械工学科2年)
<参加各チームメンバーのコメント>
■「服薬守くん -メディカルサポーター-」 田代 幸助さん
私たちチームでは、認知症高齢者の服薬忘れを防止するシステム「メディカルサポーター服薬守くん」を製作し、プロコン本戦で発表しました。この課題は、私の同居する祖母と家族の問題をコンセプトにしたものです。そのため今回、本戦までにシステムを完成させ、発表し、企業賞という形でこの成果が認められたことはとても嬉しい限りです。また、自分の案に賛同し、ここまで製作をともにしてきてくれた4人のチームメンバー、製作を補助してくださった先生方や他の仲間、家族には感謝でいっぱいです。
■「もしかして:再帰」 加藤 裕槻さん
今年の競技部門の課題は他高専と1対1で競う陣取りゲームでした。このゲームは「二人零和有限確定完全情報ゲーム」と呼ばれるゲームの一種で囲碁や将棋と同じ分類のものです。この種のゲームでは将棋AIや囲碁AIを始めとする対戦型AIの開発が盛んで、今回の本チームも対戦型AIの作成に挑戦しました。今年の参加メンバーは3年生2名と2年生1名で構成され、ネットワーク担当やAI作成担当など分担をして作業を行いました。 私自身はチームのまとめ役として選手とはまた異なる形での参加で、開発のほかにチーム運営など新たな取り組みを行うことができ、自身の成長にも繋がったと思います。
今年度は3年生を中心としたチーム構成となっていました。プログラム開発についてはチームメンバー以外のサポートも受けながら進められており、プロコンチームとしての総合力が年々増加していることを実感しています。来年度以降もさらなる活躍を期待しています。
・参考リンク(小山高専HP外に移動します)
全国高等専門学校プログラミングコンテストOFFICIAL WEBSITE 第34回福井大会(2023)
https://www.procon.gr.jp/?cat=1683