本校電気電子創造工学科 干川尚人准教授の研究グループと栃木県栃木市のケーブルテレビ株式会社で共同研究を開始することについて、ケーブルテレビ株式会社からプレスリリースされました。
小山工業高等専門学校と共同研究を実施 ~ロボットとIoTを活用したヘッドエンド環境監視へ~
・ケーブルテレビ株式会社 プレスリリース
これはケーブルテレビ株式会社の通信局設備を小山高専で開発したロボットとIoTを活用した情報システムによって、マシンルーム環境を監視し、異常状態を検知する技術の創出を目指す産学連携の研究です。
【干川准教授のコメント】
映像データのような膨大な通信トラフィックの負荷分散や災害などに伴う通信インフラの冗長性確保に加え、近年の新型コロナ感染症の流行後はリモート業務を前提とした企業の地方移転やワーケーションなどの、新しいワークスタイルを支える観点でも地方の通信インフラの重要性は増してきています。今後少子高齢化・労働力不足が進行していく日本において、地域の通信インフラを支える保守運用を助ける技術は無くてはならないものになると考えています。今後は地域の通信サービスを長年支えてきたケーブルテレビ株式会社様と密接に連携して、真に役に立つ技術開発を進めていきたいと思っております。