本校専攻科 複合工学専攻 電気電子創造工学コース1年落合 勇稀さんと卒業生である北山 未羽さん(どちらも発表時点では電気電子創造工学科5年生)、及び指導教員である飯島 洋祐准教授らのグループ(グループ名ABKT)の取り組みが高専ワイヤレスIoTコンテスト2020(以下WiCON2020)で減災技術大賞に入賞しました。
実施テーマ:マルチスペクトルドローンによる水域可視化システム「Third Eye」の提案
概要:可視光に加えて、近赤外等の情報が取得可能なマルチスペクトルドローンを用い、上空から浸水域を自動判別することを目指した水域可視化システムを提案しました。水害発生時に、早期の被害状況の把握と災害対策への活用を目指しています。
同コンテストは、全国の公選制を対象として総務省が毎年主催しており、地域における若手人材を活用した電波有効利用に資するIoT技術実証の円滑な実施のため、有効策を取りまとめていくことを目的としております。
■飯島准教授のコメント
近年多発する水害等への早期の災害対応に向けて5Gとドローン活用を考え、地元のケーブルテレビ株式会社の協力のもの栃木市にて実証実験を行いました。昨年のコロナ禍の中で、学生たちと苦労しながら実証実験を進め、同コンテストに小山高専で初めて入賞しました。実証実験にご協力頂きました関係の方々に深く感謝申し上げます。
(左から、飯島准教授、落合さん、堀校長)
受賞式は2021年6月4日に実施予定でしたが、新型コロナ感染症拡大防止のため中止となりました。その代替として、6月9日に本校校長室にて報告会及び授賞式を行いました。画像はそのときの記念写真です。
【参考リンク】
WiCON2020審査結果(外部HP)
https://kosen-iot-contest.jp/2020/result.html