機械工学科 加藤岳仁 准教授が国立研究開発法人科学技術振興機構(以下JST)の創発的研究支援事業に令和3年2月採択されました。
創発的研究支援事業とは、特定の課題や短期目標を設定せず、多様性と融合によって破壊的イノベーションにつながるシーズの創出を目指す「創発的研究」を推進するため、既存の枠組みにとらわれない自由で挑戦的・融合的な多様な研究を、研究者が研究に専念できる環境を確保しつつ原則7年間にわたり長期的に支援が受けられる事業です。
なお、高専としては加藤准教授の提案が唯一採択されたものとなります。
以下、加藤准教授からのコメント等
研究課題名:超相分離ナノ構造制御技術の創出と新概念キャリアマネージメント機構の実証
「本創発的研究では電子素子の根本的な構造と機構変革による超高機能な塗布型発電体の創製を目指します。
突如のライフラインの遮断にも瞬応可能な社会、また、途上国の電力事情にも寄与できる社会インフラの創造等、多くの産業に関わる破壊的イノベーションに繋がるシーズを創出したいと考えています」
研究支援事業の詳細や採択結果発表については、下記より確認できます。
JST HP: https://www.jst.go.jp/souhatsu/call/index.html
(2021年3月1日追記)
この助成金採択について、令和3年2月21日の読売新聞に掲載されました。
読売新聞: https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20210220-OYTNT50076/