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多値論理とその応用研究会論文賞の受賞

 多値論理とその応用研究会にて、電気電子創造工学科 岡⽥ 篤典さん(現在は東北大学へ進学)と飯島 洋祐 准教授がMVL論文賞を受賞しました。本論文賞は、第38回多値論理とその応用研究会(2025年1月開催)にて発表された論文に対して投票の結果として贈られるものです。

 令和7年9月20日(土)、21日(日)に北海道大学で開催された第48回多値論理フォーラムにて多値論理研究会委員長より表彰いただきました。(写真中央:岡⽥篤典さん、写真右端:飯島 洋祐 准教授)

 本研究は、飯島准教授らが提案した2次元マッピングによる調整手法を可視光通信に応用したものであり、岡田さんが専攻科2年在学時(2024年5月)にチェコで開催された33rd International Workshop on Post-Binary ULSI Systems (ULSIWS) で発表した研究成果を応用したものです。

 MVL論文賞:
 タイトル:「2次元マッピングによる可視光通信での適応型多値シンボル判定への応⽤」
 著者:岡⽥篤典、飯島洋祐

表彰の様子

2025年9月22日

加速器同好会「アテーナ」がKEK一般公開およびMaker Fair Tokyo 2025へ出展します

小山高専加速器製作チーム「アテーナ」が昨年度に引き続き,下記の2つのイベントへ出展します。
 本チームは,本科生が手のひらサイズの小型サイクロトロン加速器を製作し,粒子加速を目指して実験を行っています。当日は学生ら自身でこれまでの測定結果や設計などの説明と併せて,電磁石や真空チェンバー,製作中の小型サイクロトロン加速器を展示します。また、難しい加速器を楽しく学べるゲームも展示します。お越しの方は是非お立ち寄りください。

【KEK一般公開2025】
「学ぶブース展示」:高専で粒子加速器を作ってみよう!(2号館1階)
  日時:2025年9月23日(火:祝) 9:00~16:30
  会場:高エネルギー加速器研究機構(KEK)つくばキャンパス
     (茨城県つくば市大穂1-1)
  HP:https://www2.kek.jp/openhouse/2025/
  ※参加無料・事前予約不要,つくば駅からのシャトルバス有

【Maker Fair Tokyo 2025】
  日時:2025年10月4日(土) 12:00~18:00
         10月5日(日) 10:00~17:00
  会場:東京ビックサイト 西4ホール
     (東京都江東区有明3-11-1)
  HP:https://makezine.jp/event/mft2025/
  出展紹介ページ: https://makezine.jp/event/makers-mft2025/m0156/
長野高専加速研究同好会「かそ☆けん」と合同での出展です。
※事前申し込みは不要ですが,入場料が必要です。

 本プロジェクトは,高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器科学総合育成事業「高専での加速器製作による次世代技術者育成」・KEK一般寄附金事業・総合研究大学院大学(総研大)社会連携事業の一環として,KEK,理化学研究所(理研),総合研究大学院大学(総研大)をはじめとする多くの研究所の加速器研究者および大学院生の協力を得て実施しているものです。また,JSPS科研費(25K21974)の助成を受けたものです。
Axelatoon HP:https://www2.kek.jp/axltn/
活動ブログ:  https://www2.kek.jp/axltn/blog/

2025年9月22日

小山高専「アテーナ」、加速器学会特別講演に登壇〜全国の高専生と共に「加速器の作り方」を発表〜

2025年8月8日に東京都市大学で開催された,一般社団法人日本加速器学会が主催する「第22回加速器学会年会 特別講演(公開講座)」に,小山高専 加速器製作同好会「アテーナ」が登壇しました。
「放課後に加速器!?~高専生,総合科学に挑む~」と題して,基礎化学・医療・産業など幅広い分野を支える先端・基盤技術である「加速器の作り方」を,加速器を製作中の高専(小山・豊田・長野・群馬・沖縄)の学生14名が合同発表を行いました。
当日は,まず加速器について簡単な紹介があり,その後,各高専の学生がそれぞれの製作進捗やこれからの計画について発表しました。小山高専の「アテーナ」は,手のひらサイズのサイクロトロン加速器についての設計から運転,さらに測定結果と考察を踏まえた追加実験の結果まで,学生の視点からわかりやすく,楽しく紹介しました。
会場には300名を超える加速器学会会員に加え,多くの大学生も参加。発表は「非常に楽しく,しかも発表時間も守って素晴らしい」と高い評価を頂き,その後は予定時間を大幅に超える活発な質疑と議論が繰り広げられました。
さらに午前中にはポスター発表も実施し,会場には常に多くの聴衆が訪れ,熱心な質疑と意見交換が続きました。
当日参加いただいた皆様には,心より感謝申し上げます。学生たちは,高専で学んだ工学の知識を,加速器を通じて実践的に体験しながら楽しく学んでいます。一緒に活動をサポートしてくださるメンバーを募集しています。

本プロジェクトは,高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器科学総合育成事業「高専での加速器製作による次世代技術者育成」・KEK一般寄附金事業・総合研究大学院大学(総研大)社会連携事業の一環として,KEK,理化学研究所(理研),総合研究大学院大学(総研大)をはじめとする多くの研究所の加速器研究者および大学院生の協力を得て実施しているものです。また,JSPS科研費(25K21974)の助成を受けたものです。

発表の様子。多くの質疑と議論が繰り広げられ,本活動の注目の高さが伺えました。

 

午前中のポスター発表の様子
加速器学会会長(左写真中央)と前会長(右側手前)も来てくださいました。

2025年8月18日

高専における加速器製作活動「AxeLatoon」および加速器同好会「アテーナ」がWEBサイト『月刊高専』に掲載されました

高エネルギー加速器研究機構(KEK)と高専が協力して実施している,高専における加速器製作活動「AxeLatoon」が月刊高専のWeb記事に掲載されました。
是非ご覧下さい。
記事URL: https://gekkan-kosen.com/23193/ (外部サイトに移動します)

本加速器製作プロジェクトは,高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器科学総合育成事業「高専での加速器製作による次世代技術者育成」・KEK一般寄附金事業・総合研究大学院大学(総研大)社会連携事業の一環として,KEK,理化学研究所(理研),総合研究大学院大学(総研大)をはじめとする多くの研究所の加速器研究者および大学院生の協力を得て実施しているものです。また,JSPS科研費(25K21974)の助成を受けたものです。

月刊高専はメディア総研株式会社が運営する、高専を広く知っていただくためのメディアサイトです。
高専関係者(教職員、在学生及びその保護者、卒業生)、高専進学関係者(小中学生及びその保護者、教職員)、企業関係者(採用担当者、研究開発担当者、経営者)の方々に、高専の魅力をお伝えしています。

【参考】(外部サイトに移動します)
メディア総研株式会社 https://mediasouken.co.jp/
AxeLatoon HP: https://www2.kek.jp/axltn/
活動ブログ: https://www2.kek.jp/axltn/blog/

2025年8月18日

加速器同好会「アテーナ」が第22回加速器学会年会特別講演に登壇します!!

小山高専 加速器製作同好会「アテーナ」は,一般社団法人日本加速器学会が主催する「第22回加速器学会年会 特別講演(公開講座)」に登壇します。
本講演では,基礎化学・医療・産業など幅広い分野を支える先端・基盤技術である「加速器の作り方」について,全国の高専(小山・豊田・長野・群馬・沖縄)の学生が合同で発表を行います。
私たち「アテーナ」は,手のひらサイズのサイクロトロン加速器を製作中で,講演当日は加速器の設計から運転,さらに測定結果まで,学生の視点からわかりやすく・楽しくご紹介いたします。
事前の申し込み及び参加料等は不要です。お越しの方は是非お立ち寄りください。

日時:2025年8月8日 13:00~14:30
会場:東京都市大学世田谷キャンパス 7号館TCUホール
学会HP:https://www.pasj.jp/dai22kainenkai/special_lecture.html(外部サイトに移動します)

本プロジェクトは,高エネルギー加速器研究機構(KEK)の加速器科学総合育成事業「高専での加速器製作による次世代技術者育成」・KEK一般寄附金事業・総合研究大学院大学(総研大)社会連携事業の一環として,KEK,理化学研究所(理研),総合研究大学院大学(総研大)をはじめとする多くの研究所の加速器研究者および大学院生の協力を得て実施しているものです。

放課後に加速器!? ~高専生、総合科学に挑む~
放課後に加速器!? ~高専生、総合科学に挑む~

参照リンク(外部サイトに移動します)
AxeLatoon HP: https://www2.kek.jp/axltn/
活動ブログ: https://www2.kek.jp/axltn/blog/

2025年8月1日

2025年7月22日

機械工学科教員の国際会議における受賞について

 令和7年7月1日(火)から4日(金)に龍谷大学深草キャンパス成就館で開催された国際会議「32nd International Workshop on Active-Matrix Flatpanel Displays-TFT Technologies and FPD Materials- (AM-FPD’25)」において、機械工学科の黒川侑暉助教が、昨年度の「AM-FPD’24」での研究発表に対して、若手研究者による優れた研究成果とその発表に対して贈られる「AM-FPD ’24 ECS Japan Section Young Researcher Award」を受賞しました。

受賞写真
黒川侑暉助教(写真左)
2025年7月9日

建築学科5年生「中高生の居場所」研究の記事が新聞に掲載されました

1)下野新聞(2025年3月26日朝刊/県南・両毛),「中高生の居場所研究:小山高専阿久津さん生涯学習センターと共有
2)毎日新聞(2025年3月28日朝刊/栃木),「中高生に安心の「居場所」を:小山高専・阿久津さん調査 地域との関わり、運営のヒントに」

学生は,都市計画・まちづくりの研究に所属し,小山市のまちづくりや子ども・子育てにやさしいまちづくりに興味を持ち,小山市生涯学習課の皆さまや多くの施設関係者さまの協力を得て,中高生のための居場所形成についての調査研究に取り組みました。ご協力をいただいた皆さまに感謝申し上げます。 

2025年3月28日

建築学科5年生の研究発表の様子がテレビで放送されました

令和7年3月24日(月),「おやまニュース50(テレビ小山放送)」で,建築学科5年生の研究発表の様子が放送されました。
 
発表会は,3月13日(木)に「えるるOYAMA」で行われたもので,テーマは,中高生のための居場所形成に関する調査研究でした。,
 
なお,放送は,3月24日(月),18:50~,22:50~,23:50~,翌朝7:50~,の計4回放送されます。
2025年3月26日

建築学科5年生の研究発表の様子がテレビで放送されました

 令和7年3月13日(木),「えるるOYAMA」で行った建築学科5年生の研究発表の様子が,とちぎテレビで放送されました。

 テーマは,中高生のための居場所形成に関する調査研究で,当日は中高生のための居場所として整備された施設に対して行った調査結果を報告し,小山市生涯学習課の皆さまとその成果について話し合いを行いました。

 なお,放送は,3月13日(木)21時からの「とちテレNEWS9」と翌日13時からの「とちテレNEWS」にて行われました。 

発表の様子発表の様子

2025年3月19日

メディア掲載のお知らせ(令和7年2月26日付け 日刊工業新聞)

 本校機械工学科加藤岳仁教授が開発を進めている、「発電インク(塗る太陽電池)」が、令和7年2月26日付け日刊工業新聞28面(東日本版)に掲載されました。
 記事では、科学技術振興機構(JST)の創発的研究支援事業にも採択されている本研究の現状、発電インクの社会実装へ向けた取り組みが紹介されています。

2025年2月26日

一般科教員が分担執筆した書籍が刊行されました

 一般科長峰教員が分担執筆した『地方史誌から世界を読む』(小二田章(編)、勉誠社)が刊行されました。タイトルのとおり、「地方史誌」と呼ばれる史料群から「世界」を考える、意欲的で重厚な論集です。長峰教員は「『テュルク系譜』3写本に増補されたクリミアのハンたちに関する記述について―付クリミア・ハン国史書簡介」を執筆しています。

 歴史を中心に地方のあり方を描き出す総合的書物、「地方史誌」。
 これまでの研究では記載内容が参照されるだけで、「地方史誌」それ自体の総合的検討はなされてこなかった。
 しかし、世界に目を向けてみれば、各地の文化・集団に寄り添う「地方史誌」は歴史叙述・歴史認識に結びつき、その比較検討は世界史的な課題と言える。
 本書では、世界各地の「地方史誌」における叙述の主体、また、対象となる場や事柄、さらには近代に至るまでの受容の諸相を考察し、「地方史誌」を比較検討するための礎を提示する。

 

表紙画像

2025年2月7日

一般科教員がカザフスタンの大学開催のウィンタースクールで講演

 令和7年1月24日(金)、長峰教員がアバイ記念カザフ国立教育大学(アルマトゥ、カザフスタン)開催のウィンタースクール「Евразийская степь в средние века и мировая цивилизация(中世のユーラシア草原と世界の文明)」の講師の一人として登壇し、「Ураз Мухаммед-хан и Кадыр Али-бек: Когда Касимовское ханство находилось между Казахским ханством и Россией(オラズ・ムハンマドとカーディル・アリー・ベク:カシモフ・ハン国がカザフ・ハン国とロシアの間にあったとき)」というタイトルで講演を行いました。オンラインも含めて100名を超える聴衆(学生)が参加し、熱気あふれる会となりました。

2025年1月27日

本校教職員が国際会議で最優秀論文賞を受賞

 本校教職員の久保和良 教授(電気電子創造工学科),井手尾光臣 技術専門員(技術室),加藤康弘 技術専門職員(技術室)が国際会議ICTSS2024で発表した論文Some findings on the publication of engineering textbooks and their educational effectsに対し,最優秀論文賞が贈られました。

 これまで,論文や報告書の書き方に関する本や論文は多数書かれているが,教科書や専門書籍の執筆に関する本や論文はほとんど見かけることがありません。
著者らは3冊の専門教科書を執筆した経緯から,専門書籍の執筆の実態と問題点,教育における利点などをまとめて論文として投稿し,英語により発表を行い,受賞したものです。

 この論文は専門家による査読を経て招待講演として招かれて,著者らの発表に至りました。
 ICTSS(The International Conference on Technology and Social Science ICTSS 2024)は毎年冬に行われるテクノロジーと社会科学の国際会議で,第8回の今年はフィリピンのセブ島で実施されました。発表はリモートで行い,活発な議論がなされました。

 

最優秀論文賞

2025年1月23日

本校一般科教員が執筆担当した書籍が紹介されました

 アメリカ映画の世界観やメッセージをより深く楽しむガイドブックとして、一般科の関根健雄教員が分担執筆した書籍『だから映画はおもしろい アメリカ映画とエスニシティ』(金星堂)が『週刊読書人』(10月11日)で紹介されました。
 39本の映画を中心に、関連する作品を紹介しています。本書を読んでから映画を見ても、映画を見てから本書を読んでも楽しめる内容になっています。
 なお、こちらの書籍は小山高専図書館でも閲覧可能です。興味のある方はお手に取っていただければ幸いです。

書籍『だから映画はおもしろい アメリカ映画とエスニシティ』(金星堂)

2024年11月13日