お知らせ

 > 2023年 > 9月 > 15日

採用情報を更新しました

■国立大学法人等職員採用試験による職員採用情報を更新しました。

採用区分:事務(1名) 

 公募要領(PDF)

 採用予定日:令和6年 1月 1日又は令和6年 4月 1日(応相談)

 応募期限 :令和5年11月15日   17:00

 詳細はこちらからもご覧いただけます。

 

 

2023年9月15日

2023年9月15日

磁気センサ非破壊診断で燃料電池内部の電流分布の可視化と安定稼働を実現

筑波大学と本校の研究グループが、磁気センサを用いた非破壊診断により燃料電池内部の電流分布をリアルタイムに可視化する手法を開発し、電流分布には電圧波形に比べて回復遅れが生じることを明らかにしました。また、電流分布のみを制御指標として、燃料電池の安定稼働を可能にする制御システムを実現しました。

燃料電池は、発電時に二酸化炭素を発生せず、水しか出さないクリーンな発電技術として注目されています。しかし、この水が電池内部に滞留し発電の邪魔をする「フラッディング」と、水を除去しすぎて水素イオンが透過する高分子膜が乾燥してしまう「ドライアウト」という2つの相反する現象が生じて、発電性能が低下してしまうという問題があります。このような不具合を検知するため、従来、さまざまな装置やセンサを用いたり、機械学習など大量のデータに基づいた解析が試みられてきました。
本研究グループでは、磁気センサを用いて燃料電池の不具合を検知し、これを制御する手法を検討してきました。今回、診断手法の改良により、燃料電池内の電流分布をリアルタイムに可視化し、制御するシステムを開発しました。その結果、電圧指標に基づく制御では、電圧は安定するものの、電流分布には不具合時と同様の偏りがあることが分かりました。また、電流分布のみに基づいたシンプルな制御方法によって、燃料電池の電流分布を一定に保ち、安定した状態での稼働を実現しました。
今後、この手法を実際の燃料電池システムに搭載することを目標に、総合的な燃料電池の診断制御システムの確立を目指します。

 研究代表者 
筑波大学 システム情報系
 秋元 祐太朗 助教
小山工業高等専門学校 電気電子創造工学科
 鈴木 真ノ介 教授

 掲載論文 

(磁気センサを用いた固体高分子形燃料電池のその場診断および制御システム)
【著者名】 秋元祐太朗、柴田真澄、都築祐人、岡島敬一、鈴木真ノ介
【掲載誌】 Applied Energy
【掲載日】 2023年9月13日
【DOI】 10.1016/j.apenergy.2023.121873
 論文著者の柴田さんは小山高専専攻科修了生です。

 

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2023年9月15日

2023年9月15日

第3学年保護者様向け:海外研修旅行に係る送迎車両の駐車場所等について

出発日(9/17)及び帰校日(9/22)の送迎車両の駐車場所については、下図のとおりとさせていただきます。

当日の正門付近は大型バス複数台の駐車及び通行用スペースとして利用するため、正門及びその周辺の利用はお控えいただき、西門及びその周辺の駐車場をご利用くださいますようお願いいたします。

なお、当日は多くの送迎車両の来校が予想されるため、次の点にもご留意くださいますよう併せてお願い申し上げます。

出発日(9/17)
集合時刻近くは、駐車場が混み合いますので、時間に余裕を持ってお越しください。
また、学生を降車させた後は、なるべく速やかに校外に移動いただくようお願いします。

帰校日(9/22)
バス到着予定時刻近くは、駐車場が混み合いますので、時間に余裕を持ってお越しください。
状況により臨時の駐車スペースを設けますので、その際は校内の案内誘導に従い駐車してください。

 

 

2023年9月15日