令和8年10月10日(土)~11日(日)に、香川県高松市の「サンポートホール高松」にて第37回全国高等専門学校プログラミングコンテスト香川(高松)大会が開催され、本校から課題部門2チーム、競技部門1チームが出場し、課題部門チーム「Bready」が特別賞と企業賞を受賞しました。
指導教員の話では、今年度の課題部門テーマは「ICTを活用した作業効率の向上」でした。予選通過の難易度が年々上がっている中、本校から課題部門で2チームが出場しました。アイデアが重要ですが、そのアイデアをいかに具現化し、実際に使用してもらい、評価を得ているかまでが求められています。今回はプレゼンテーションやデモンストレーションの中で、作品の魅力を伝えられた点が評価されたのではとのことでした。また、今大会出場した学生は4,5年生の比率が高く、低学年への技術継承等課題もありますが、学生とともに今後も継続的なチャレンジを続けていくとのことでした。
全国大会に3チーム出場し、高い評価を受けた小山高専プロコンプロジェクト、さらなる成果が期待されます。
<全国大会に出場した3チーム>
【課題部門】SmallStep
藤澤 颯介さん(電気電子創造工学科5年)
舟迫 颯さん(電気電子創造工学科4年)
長山 義虎さん(電気電子創造工学科5年)
赤間 拓海さん(電気電子創造工学科3年)
【課題部門】Bready
河口 夏音さん(電気電子創造工学科4年)
池田 陽菜太さん(電気電子創造工学科4年)
黒田 若葉さん(電気電子創造工学科4年)
佐藤 愛子さん(電気電子創造工学科4年)
藤澤 怜央さん(電気電子創造工学科4年)
【競技部門】人力全探索
森 悠貴さん(電気電子創造工学科4年)
八性 亮仁さん(電気電子創造工学科3年)
北嶋 心一さん(電気電子創造工学科1年)
<参加各チームメンバーのコメント>
■「SmallStep」 藤澤 颯介さん
私たちのチームでは、幼稚園向けの連絡帳自動記入サービス「SmallStep」を制作し、プロコン本選で発表させていただきました。このサービスは、子どもの心の健全な発達のために、昨今急速に発展している生成AIやICTを活用し、「ちいさないっぽ」を親御さんに届けることをコンセプトとしております。今回は敢闘賞をいただくことができましたが、あと一歩届かず、悔しさの残る結果となりました。しかし、チーム発足当初から目標としていた他のコンテストへの参加に向け、今後も実地調査を含め、さらなる改善に努めていきたい所存です。また、私たちのチームに多大なるご協力を賜った富士見幼稚園の園長先生をはじめ、園の先生方、各種手続きや直前のお願いにも快く対応してくださった小山高専の先生方、ここまでともに制作に取り組んできた4人のチームメンバー、そして支えてくださった家族の皆様には、感謝してもしきれません。この場を借りて、心より御礼申し上げます。
■「Bready」 河口 夏音さん
私たちのチームでは、電子工作初心者をサポートするスマホ・タブレット向けアプリ「Bready」を開発しました。開発にも、作品そのものにも、生成AIを活用することが当たり前になりつつある今、「どこに、どのように生成AIを組み込むべきか」という点をとても考えました。また今回の作品では、内部の処理に画像学習モデルを採用しており、授業だけでは触れることのない、応用的な技術や未経験の分野へ挑戦できたことが、大きな収穫となりました。今回、特別賞ならびにピクシブ企業賞を受賞することができ、大変光栄です。近年プロコンプロジェクトでは思うような結果を残せない時期が続いていたため、今回の受賞は非常に有意義な成果となったと感じています。この経験や技術、知見を後輩たちへしっかりとつなげていきたいです。
■「人力全探索」 八性 亮仁さん
今年の競技部門では、補給車で燃料の管理をしながら巡回車でマップ上を縦横無尽に走り回り、より多くのうどんを集めてスコアを競うゲームが行われました。効率的な移動と精密な燃料管理など戦略性の高いアルゴリズムが求められる非常に難易度の高い競技でした。今回のチームは1年生、3年生、4年生の3名で構成され、ビジュアライザの作成や解法の考案など役割を分担して作業を進めました。私は大会への出場どころか競技プログラミング自体も初挑戦で、試行錯誤の連続でしたが、自分の現在の実力や限界を知る貴重な経験となりました。今回の競技では優勝校、準優勝校はいずれもコードの作成をAIに任せ、人間はアルゴリズムの考案に集中するという手法を採用していました。一方、私たちはAIを十分に活用できずコードの作成に多くの時間を費やしてしまったことで、アルゴリズムを検討する時間が十分に確保できず、他チームとの実力差を痛感しました。この経験から、効率の良い開発やAIの活用、チームワークの重要性を学びました。見つかった課題を今後の開発に生かし、次の挑戦ではより良い結果を残せるよう努力していきたいです。
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