10月21日、本校にて令和元年度国立高等専門学校教員顕彰表彰式を執り行いました。
国立高等専門学校教員顕彰は、高専全体の教育の充実と向上を目的に毎年全国の高専から推薦のあった教員の中から特に顕著な功績があった者を顕彰する制度で、本校機械工学科の加藤岳仁准教授が「未来の環境エネルギー発電技術を創る高専発の実践型教育」という題目で最上位の賞である文部科学大臣賞を受賞しました。
加藤准教授(左)と祝福する堀校長(右)
10月21日、本校にて令和元年度国立高等専門学校教員顕彰表彰式を執り行いました。
国立高等専門学校教員顕彰は、高専全体の教育の充実と向上を目的に毎年全国の高専から推薦のあった教員の中から特に顕著な功績があった者を顕彰する制度で、本校機械工学科の加藤岳仁准教授が「未来の環境エネルギー発電技術を創る高専発の実践型教育」という題目で最上位の賞である文部科学大臣賞を受賞しました。
加藤准教授(左)と祝福する堀校長(右)
11/15(日)放送 とちぎテレビ『知っトク!なるとちっ』にて、機械工学科 加藤 岳仁 准教授 へのインタビューが放送されました。
番組では、栃木県内から新たな産業を創出しうる技術シーズを発掘・育成するプログラム「とちぎテックプランター」が特集されました。
加藤准教授は、このプログラムの一環で昨年実施された「とちぎテックプラングランプリ」において、自身の活動を「電気の地産地消で世界を変える!! 〜世界中の全ての人々に電気のある生活を!〜」として発表し、最優秀賞を受賞しています。
インタビューでは、研究活動の様子や産学官連携への今後のビジョン等が語られています。
今後の加藤准教授の活躍にご期待ください。
【再放送予定】
令和2年11月17日(火)19:30~19:45
参考リンク:
加藤 准教授 HP
2020/2/14 本校の加藤准教授がとちぎテックプラングランプリにて最優秀賞を受賞しました
メディア総研株式会社が運営するWEBサイト『月刊高専』に、本校教員3名のインタビュー記事が掲載されました。
研究者としての活動を、様々な角度から掘り下げた内容となっています。ぜひご覧ください。
・機械工学科 加藤 岳仁 准教授
「途上国に安価な電気を【前編】 塗るだけで発電する太陽電池!?」
「途上国に安価な電気を【後編】社会を見据えた教育を世界へ」
・機械工学科 今泉 文伸 准教授
「複数のジャンルをまたぐ、ハイブリッド研究者を取材!」
・物質工学科 西井 圭 准教授
「廃棄物からタイヤをつくる。資源循環型社会を目指す大型プロジェクト」
【参考】メディア総研株式会社
本校電気電子創造工学科5年 北山未羽さん、落合勇稀さん(指導教員:飯島洋祐 准教授)の学生チームのアイデアが、総務省主催「高専ワイヤレスIoTコンテスト2020」にて採択されました。
このコンテストは、地域に密接しつつ高度な技術者を育成している高等専門学校で育まれている学生の技術力や独創的なアイデアを、地域におけるワイヤレスIoT及び5Gを含めた電波事業の新たなサービスに繋げていくことを目的としております。
全国57校(国立51校、公立3校、私立3校)の高専生を対象にアイデア募集が行われ、33校から56件の応募があり、10件が採択されています。
本校学生チームのアイデアは、ドローンにて撮影したマルチスペクトル画像から水害時の浸水被害の可視化を目指した水域可視化システムの開発に取り組み、そのシステム実現に向けたアルゴリズムの検証および5G通信回線活用の有効性を実証実験することを目的とするものです。
今後、コンテスト実行委員会のサポートを受け、アイデアの実現に向けた技術実証に取り組み、来年春にその成果を発表する予定です。
総務省HP: https://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000368.html
本校の教育プログラムが、一般財団法人 三菱みらい育成財団の助成対象に採択されました。
本プログラムは、機械工学科 加藤岳仁 准教授、電気電子創造工学科 床井良徳 准教授、及び同学科 平田克己 准教授 が中心となって実施するものです。
本助成金は複数カテゴリーにて募集されたものであり、本プログラムは『カテゴリー1.高等学校等が学校現場で実施する「心のエンジンを駆動させるプログラム」』にて採択されています。
上記カテゴリーは、生徒の興味や好奇心を刺激する領域をテーマに、具体的な「問い」を自ら深堀することで自分の将来の生き方を考えることに繋がるプログラムに対し、同財団が助成するものです。
本教育プログラムを推進するため、NPO法人エナジーエデュケーションと協業して実施していくことを計画しております。
(採択プログラム)
SDGsにアプローチする学年進行探求型STEAM教育を基盤とした未来実装型スーパーリカレント教育プログラム
財団HP: https://www.mmfe.or.jp/entry/
令和2年5月21日(木)付の下野新聞18面にて、本校建築学科の大島 隆一 准教授の研究成果が掲載されました。
同記事では全国的に社会問題化している空き家の増加対策として、大島准教授が小山市からの受託研究で取り組んだ「小山市空き家バンクのコンテンツ」に関して紹介されております。
また、この取り組みには本校建築学科生も参画し、若者の目線を生かした物件周辺地域の紹介もコンテンツとして作成しており、学生の活躍についても併せて紹介されております。
【追記】
令和2年6月11日(木)付の下野新聞18面「けさの顔」にて、本プロジェクトに参加した 専攻科建築学コース 徳永 楓 さんの活動が取り上げられました。
電気電子創造工学科 飯島 洋祐 准教授 および 干川 尚人 講師 が公益財団法人電気通信普及財団 設立35周年記念事業 研究調査助成に採択されました。
本助成金は、同財団の設立 35 周年を記念して、情報通信の普及、振興、発展に資するため、昨今重要性を増している「情報セキュリティ」と「防災ICT」の2テーマに関する研究調査を助成するものです。
採択テーマ
飯島 洋祐 准教授:
歴史的街並みの長寿命化に向けた地域防災スマートセンサネットワークの社会実装評価
干川 尚人 講師:
アクティブラーニングによるセキュリティ技術教育シナリオの開発と効果測定
小山高専機械工学科の山下 進 教授、今泉 文伸 准教授、那須 裕規 講師とまつしまファームおよび社会福祉法人はくつる会「工房つばさ」とで実施している共同研究で製作した「葉物野菜洗浄装置」の記事が、「下野市自治基本条例情報紙」に掲載されました。この情報紙は自治会を通じた各戸配布のほか、下野市内公共施設や企業などに配布されています。
下野市自治基本条例情報紙「らいさま( 第11号)」は下記リンクからも閲覧することができます。
https://www.city.shimotsuke.lg.jp/0811/info-0000004432-0.html#bbd1-4260-04c4-7b8a-775f3413a4f37914
本校機械工学科 加藤 岳仁 准教授が、令和2年2月8日栃木県庁にて行われた「第2回とちぎテックプラングランプリ」に出場し、最優秀賞に輝きました。
このグランプリは、科学技術をもとに栃木から世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持つチームや個人がエントリーしてプレゼンテーションを行い、優れた取り組みを発掘・育成するものです。栃木県内外から25件の応募があった中、加藤准教授は「電気の地産地消で世界を変える!! 〜世界中の全ての人々に電気のある生活を!〜」というテーマで発表を行いました。
加藤准教授は、有機と無機のハイブリッド材料を使って印刷できる発電シート等について研究しています。安価かつ軽量で大量生産できるため、送電線などの社会インフラが整備されていない地域に住む人々にも、電気のある生活をもたらすことができます。世界中の全ての人々が電気を使うことができる未来についてプレゼンテーションを行い、審査員や聴衆から最も高い評価を受けました。
加藤岳仁准教授のコメント
「世界中の全ての人々に電気のある生活を!!」そんな思いを実現させるため、本研究室では「有機無機ハイブリッド材料」と「塗布プロセス」を重視した環境エネルギー発電技術の開発を行っています。本研究の推進及び今回の受賞に際し、日頃からご協力を頂いている、産官学の関係の皆様に深く御礼を申し上げます。
参考リンク
テックプランター ウェブサイト (外部)
https://techplanter.com/2020/02/09/tochigitp2019_result/
また、2月8日にとちぎテレビの「とちテレニュース」にて、このグランプリの模様が放映されました。
ニュース映像について下記URLより確認することができます。
https://www.tochigi-tv.jp/news2/stream2.php?id=6131090177001 (※とちぎテレビのウェブサイトに移動します)
本校物質工学科 川越 大輔 准教授の発表が、令和元年11月24~26日につくば国際会議場において開催された第41回日本バイオマテリアル学会大会にて、ハイライト講演に選出されました。川越准教授はNIMS(物質・材料研究機構)との共同研究成果について発表しこれを獲得しました。
演 題:クエン酸添加分散アパタイトによる透明成形体
発表者:川越大輔・山中翔太(本校物質工学科5年)・松永陽平(本校物質工学科5年)・廣本祥子
第41回日本バイオマテリアル学会大会 http://jsbm2019.org/index.php
川越准教授のコメント
本研究は、国立高等専門学校機構、物質・材料研究機構、NIMS分子・物質合成プラットフォームの支援を受けました。 ご機会をいただきました皆様に、深く感謝申し上げます。 この透明アパタイトが、骨再生に貢献できるよう、研究を進めていきたいと思います。
令和元年10月17日(木)高専機構-三菱重工業株式会社との連携事業の一環として、専攻科棟4階多目的メディアホールにおいて、生産工学特別講演が行われました。
講師は、三菱重工業株式会社バリューチェーン本部の大坂弘美氏、演題は、【「技(わざ)」と「術(すべ)」を考える -知識を知恵に変えるとは-】です。
長年のご経験を踏まえてのお話で、今後社会へ出て、活躍する学生たちには、大変有意義なお話でした。
なお、聴講者は、3M学生36名、5M学生6名、教員5名でした。
物質工学科 西井 圭 准教授が参画するプロジェクトが、環境省の公募委託事業「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されました。
この委託事業は、プラスチック等の樹脂素材を化石由来の資源からではなく、再生可能な資源から製造する技術について推進するものです。
西井准教授が参画するプロジェクトでは、再生可能な資源であるバイオマス由来の物質から樹脂を製造する技術について研究を行い、効率の改良や、製造した樹脂の性能についてタイヤのゴム等に実際に利用できるか実証に取り組みます。
採択事業バイオマスからC4化成品製造に関する実証事業○研究事業代表(敬称略) ○共同実施者
概要 |
複合工学専攻 電気電子創造工学コース 1年 伊澤 優太 さん(指導教員:秋元 祐太朗 助教)が、公益財団法人 長岡技術科学大学技術開発教育研究振興会 令和元年度研究助成に採択され、研究費として20万円贈呈されました。この助成は実践的な技術の開発と多様化する社会のニーズや課題の解決を主眼とする教育・研究活動に対して助成されるものであり、小山高専の学生として初めての採択となる快挙です。
(採択テーマ)
磁気センサを用いた非破壊計測手法による燃料電池の診断・制御方法の検討
(学生からのコメント)
本研究を助成対象として選出していただき嬉しく思います。今後も研究に励み、より良い成果が出せるように精進していきたいと思います
(追記)
令和元年10月13日(日)の下野新聞 26面(県南・両毛版)「けさの顔」コーナーにて、この採択について記事が掲載されました。ぜひご覧ください。
電気電子創造工学科 干川尚人 講師の研究テーマが栃木県産業振興センターの公募する2019年度の「世界一を目指す研究開発助成事業」に採択されました。同助成事業は、栃木県内の中小ものづくり企業や理工系大学等の高等教育機関に属する若手の研究者や技術者が、「小さくとも世界一」の技術等の開発を目指して行う事業を対象とした助成です。
今回採択された研究は、電波時計などのように外部から正しい時間を受信しなくとも、電子機器が正確な時刻を刻めるようになる技術に関するものです。またこの技術は、追加の装置が必要なく低コストで利用可能であることから、実現すれば世界中の情報システムで使われている時刻補正技術を一変させる可能性を秘めているということです。
採択テーマ及び概要半導体部品のクロックドリフト特性を応用した機器の時刻補正技術の研究ネットワークでつながったコンピュータ機器で構成される現代の情報システムのプログラム処理は、半導体部品のクロック周波数信号が作る時刻情報で管理されているが、この時刻情報の精度は低いため、正常にシステムを動かすために常に時刻補正が必要になる。しかし、将来爆発的な増加が見込まれるセンサ搭載型の小型コンピュータ機器では、その設置場所、消費電力、セキュリティなどのさまざまな制約が加わるため、通信や電波といった従来型の外部信号を利用した補正技術を適用できないケースが生じる。 前述の課題を解決するため、本研究では半導体部品の信号処理内容に応じて発生する時刻のずれ(ドリフト)を推測することで、外部信号を利用せずに高精度な時刻補正を行う技術を創出する。この技術では特別なハードウェア機能の追加は不要なので、コンピュータ機器全般に対して低コストに適用可能であり、結果、世界中の情報システムで使われている時刻補正技術を一変させる可能性を秘めている。 とちぎ産業振興センターの公式サイト内ページより |
電気電子創造工学科 干川 尚人 講師が公益財団法人旭硝子財団の研究助成に採択され、6月7日贈呈式に参加しました。
同財団は、次世代社会の基盤を構築するような自然科学の独創的な研究、および社会の重要課題の解決に指針を与えるような人文・社会科学の研究を助成するもので、干川講師は物理・情報系分野において約7倍の倍率の中から採択を受けました。
(採択テーマ)
干川尚人 講師:
なりすまし検出を目的としたクロック周波数信号情報のドリフト特徴に基づくディジタル機器の識別技術