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【追記:本校学生の活動が「下野新聞」に掲載されました】大島隆一准教授の受託研究成果に関する記事が「下野新聞」に掲載されました

令和2年5月21日(木)付の下野新聞18面にて、本校建築学科の大島 隆一 准教授の研究成果が掲載されました。

同記事では全国的に社会問題化している空き家の増加対策として、大島准教授が小山市からの受託研究で取り組んだ「小山市空き家バンクのコンテンツ」に関して紹介されております。

また、この取り組みには本校建築学科生も参画し、若者の目線を生かした物件周辺地域の紹介もコンテンツとして作成しており、学生の活躍についても併せて紹介されております。

【追記】
令和2年6月11日(木)付の下野新聞18面「けさの顔」にて、本プロジェクトに参加した 専攻科建築学コース 徳永 楓 さんの活動が取り上げられました。

2020年6月5日

本校の飯島准教授、干川講師が研究調査助成を獲得しました

電気電子創造工学科 飯島 洋祐 准教授 および 干川 尚人 講師 が公益財団法人電気通信普及財団 設立35周年記念事業 研究調査助成に採択されました。
本助成金は、同財団の設立 35 周年を記念して、情報通信の普及、振興、発展に資するため、昨今重要性を増している「情報セキュリティ」と「防災ICT」の2テーマに関する研究調査を助成するものです。

採択テーマ
飯島 洋祐 准教授:
歴史的街並みの長寿命化に向けた地域防災スマートセンサネットワークの社会実装評価

干川 尚人 講師:
アクティブラーニングによるセキュリティ技術教育シナリオの開発と効果測定

2020年4月9日

山下教授、今泉准教授、那須講師の共同研究の記事が「下野市自治基本条例情報紙」に掲載

小山高専機械工学科の山下 進 教授、今泉 文伸 准教授、那須 裕規 講師とまつしまファームおよび社会福祉法人はくつる会「工房つばさ」とで実施している共同研究で製作した「葉物野菜洗浄装置」の記事が、「下野市自治基本条例情報紙」に掲載されました。この情報紙は自治会を通じた各戸配布のほか、下野市内公共施設や企業などに配布されています。

下野市自治基本条例情報紙「らいさま( 第11号)」は下記リンクからも閲覧することができます。
https://www.city.shimotsuke.lg.jp/0811/info-0000004432-0.html#bbd1-4260-04c4-7b8a-775f3413a4f37914

葉物野菜(ニラ)洗浄装置
2020年3月25日

本校の加藤准教授がとちぎテックプラングランプリにて最優秀賞を受賞しました

本校機械工学科 加藤 岳仁 准教授が、令和2年2月8日栃木県庁にて行われた「第2回とちぎテックプラングランプリ」に出場し、最優秀賞に輝きました。

このグランプリは、科学技術をもとに栃木から世界を変えたい、世の中をよくしたいという構想を持つチームや個人がエントリーしてプレゼンテーションを行い、優れた取り組みを発掘・育成するものです。栃木県内外から25件の応募があった中、加藤准教授は「電気の地産地消で世界を変える!! 〜世界中の全ての人々に電気のある生活を!〜」というテーマで発表を行いました。

加藤准教授は、有機と無機のハイブリッド材料を使って印刷できる発電シート等について研究しています。安価かつ軽量で大量生産できるため、送電線などの社会インフラが整備されていない地域に住む人々にも、電気のある生活をもたらすことができます。世界中の全ての人々が電気を使うことができる未来についてプレゼンテーションを行い、審査員や聴衆から最も高い評価を受けました。

加藤岳仁准教授のコメント
「世界中の全ての人々に電気のある生活を!!」そんな思いを実現させるため、本研究室では「有機無機ハイブリッド材料」と「塗布プロセス」を重視した環境エネルギー発電技術の開発を行っています。本研究の推進及び今回の受賞に際し、日頃からご協力を頂いている、産官学の関係の皆様に深く御礼を申し上げます。

参考リンク
テックプランター ウェブサイト (外部)
https://techplanter.com/2020/02/09/tochigitp2019_result/

また、2月8日にとちぎテレビの「とちテレニュース」にて、このグランプリの模様が放映されました。
ニュース映像について下記URLより確認することができます。
https://www.tochigi-tv.jp/news2/stream2.php?id=6131090177001 (※とちぎテレビのウェブサイトに移動します)

2020年2月14日

本校の川越准教授の発表が、第41回日本バイオマテリアル学会大会のハイライト講演に選出されました

本校物質工学科 川越 大輔 准教授の発表が、令和元年11月24~26日につくば国際会議場において開催された第41回日本バイオマテリアル学会大会にて、ハイライト講演に選出されました。川越准教授はNIMS(物質・材料研究機構)との共同研究成果について発表しこれを獲得しました。

 

演 題:クエン酸添加分散アパタイトによる透明成形体
発表者:川越大輔・山中翔太(本校物質工学科5年)・松永陽平(本校物質工学科5年)・廣本祥子

第41回日本バイオマテリアル学会大会 http://jsbm2019.org/index.php

 

川越准教授のコメント
本研究は、国立高等専門学校機構、物質・材料研究機構、NIMS分子・物質合成プラットフォームの支援を受けました。 ご機会をいただきました皆様に、深く感謝申し上げます。 この透明アパタイトが、骨再生に貢献できるよう、研究を進めていきたいと思います。

2019年12月3日

小山工業高等専門学校生産工学特別講演会を開催

 令和元年10月17日(木)高専機構-三菱重工業株式会社との連携事業の一環として、専攻科棟4階多目的メディアホールにおいて、生産工学特別講演が行われました。
 講師は、三菱重工業株式会社バリューチェーン本部の大坂弘美氏、演題は、【「技(わざ)」と「術(すべ)」を考える -知識を知恵に変えるとは-】です。
 長年のご経験を踏まえてのお話で、今後社会へ出て、活躍する学生たちには、大変有意義なお話でした。
 なお、聴講者は、3M学生36名、5M学生6名、教員5名でした。

大坂氏による講演の様子

 

 

2019年10月29日

本校の西井准教授、環境省の委託事業に共同実施者として採択!!

物質工学科 西井 圭 准教授が参画するプロジェクトが、環境省の公募委託事業「令和元年度脱炭素社会を支えるプラスチック等資源循環システム構築実証事業」に採択されました。

この委託事業は、プラスチック等の樹脂素材を化石由来の資源からではなく、再生可能な資源から製造する技術について推進するものです。
西井准教授が参画するプロジェクトでは、再生可能な資源であるバイオマス由来の物質から樹脂を製造する技術について研究を行い、効率の改良や、製造した樹脂の性能についてタイヤのゴム等に実際に利用できるか実証に取り組みます。

 

プロジェクトの実証内容及び体制図
プロジェクトの実証内容及び体制図
採択事業

バイオマスからC4化成品製造に関する実証事業

○研究事業代表(敬称略)
株式会社ダイセル 新井 隆

○共同実施者
京都大学大学院 教授 中村 洋
東北大学大学院 准教授 中川 善直
小山工業高等専門学校 准教授 西井 圭

 

概要
バイオマス由来エリスリトール(原料廃グリセロール)からC4化成品へ転換する際の触媒の改良及びC4化成品から得られた樹脂の物性評価を実施し、これまで石油を原料として製造されていたC4化成品をバイオマスから製造する技術実証を行う。

環境省HPより
http://www.env.go.jp/press/107210.html

2019年10月29日

本校専攻科生、長岡技科大 技術開発教育研究振興会 研究助成に採択!

複合工学専攻 電気電子創造工学コース 1年 伊澤 優太 さん(指導教員:秋元 祐太朗 助教)が、公益財団法人 長岡技術科学大学技術開発教育研究振興会 令和元年度研究助成に採択され、研究費として20万円贈呈されました。この助成は実践的な技術の開発と多様化する社会のニーズや課題の解決を主眼とする教育・研究活動に対して助成されるものであり、小山高専の学生として初めての採択となる快挙です。

(採択テーマ)
磁気センサを用いた非破壊計測手法による燃料電池の診断・制御方法の検討

(学生からのコメント)
本研究を助成対象として選出していただき嬉しく思います。今後も研究に励み、より良い成果が出せるように精進していきたいと思います

(追記)
令和元年10月13日(日)の下野新聞 26面(県南・両毛版)「けさの顔」コーナーにて、この採択について記事が掲載されました。ぜひご覧ください。

助成に採択された伊澤さん(手前)
2019年9月27日

本校の干川講師の研究テーマが「世界一を目指す研究開発助成事業」に採択されました

電気電子創造工学科 干川尚人 講師の研究テーマが栃木県産業振興センターの公募する2019年度の「世界一を目指す研究開発助成事業」に採択されました。同助成事業は、栃木県内の中小ものづくり企業や理工系大学等の高等教育機関に属する若手の研究者や技術者が、「小さくとも世界一」の技術等の開発を目指して行う事業を対象とした助成です。

今回採択された研究は、電波時計などのように外部から正しい時間を受信しなくとも、電子機器が正確な時刻を刻めるようになる技術に関するものです。またこの技術は、追加の装置が必要なく低コストで利用可能であることから、実現すれば世界中の情報システムで使われている時刻補正技術を一変させる可能性を秘めているということです。

採択テーマ及び概要

半導体部品のクロックドリフト特性を応用した機器の時刻補正技術の研究

 ネットワークでつながったコンピュータ機器で構成される現代の情報システムのプログラム処理は、半導体部品のクロック周波数信号が作る時刻情報で管理されているが、この時刻情報の精度は低いため、正常にシステムを動かすために常に時刻補正が必要になる。しかし、将来爆発的な増加が見込まれるセンサ搭載型の小型コンピュータ機器では、その設置場所、消費電力、セキュリティなどのさまざまな制約が加わるため、通信や電波といった従来型の外部信号を利用した補正技術を適用できないケースが生じる。

 前述の課題を解決するため、本研究では半導体部品の信号処理内容に応じて発生する時刻のずれ(ドリフト)を推測することで、外部信号を利用せずに高精度な時刻補正を行う技術を創出する。この技術では特別なハードウェア機能の追加は不要なので、コンピュータ機器全般に対して低コストに適用可能であり、結果、世界中の情報システムで使われている時刻補正技術を一変させる可能性を秘めている。

とちぎ産業振興センターの公式サイト内ページより
http://www.tochigi-iin.or.jp/content/files/monozukuri/H31/sekaiichi/R1sekaiichi_koufukettei.pdf

2019年9月5日

本校の干川講師が旭硝子財団研究助成を獲得しました

電気電子創造工学科 干川 尚人 講師が公益財団法人旭硝子財団の研究助成に採択され、6月7日贈呈式に参加しました。
同財団は、次世代社会の基盤を構築するような自然科学の独創的な研究、および社会の重要課題の解決に指針を与えるような人文・社会科学の研究を助成するもので、干川講師は物理・情報系分野において約7倍の倍率の中から採択を受けました。

(採択テーマ)
干川尚人 講師:
なりすまし検出を目的としたクロック周波数信号情報のドリフト特徴に基づくディジタル機器の識別技術

2019年7月5日

本校の永峰助教が、Local Republic Awardシンポジウムにてプレゼン

 令和元年6月9日鹿沼にて開催されたLocal Republic Awardシンポジウムにおいて、本校建築科 永峰 麻衣子 助教らが昨年Local Republic Awardの最優秀賞を受賞した「鹿沼の路地からはじまる小さな経済」について発表を行いました。

 当日は佐藤信鹿沼市長、審査員長・山本理顕氏(建築家)、ジョン・ムーア氏などと共に、新たな地域での暮らし方について貴重な議論が行われました。
 この日の様子は下記ウェブマガジンにおいて閲覧することが出来ます。

URL
https://greenz.jp/2019/06/28/local_republic_award/

 

[2018.6.5付けニュースの抜粋]

本校教員がLocal Republic Award最優秀賞、入選を受賞しました

 本校の建築学科教員・永峰麻衣子助教が学生と共に調査研究で関わってきた2つのプロジェクトが、Local Republic Award(審査委員長・建築家山本理顕氏)の最終選考7作品に選出され、最優秀賞、入選を受賞しました。

(Local Republic Awardは、次世代の住宅、エコシステム、地域経済、農業など「新たな住み方」 の提案を全国から広く公募した賞です:https://localrepublic.jp/)

 各受賞は、長年本校の非常勤講師として指導いただいている建築家の慶野正司氏、永峰研究室研究 支援員の渡邉貴明氏等との共同受賞であり、本校での教育研究の場をきっかけに広がる活動が評価され ました。

  最優秀賞「鹿沼の路地からはじまる小さな経済」

     伝統祭り文化が継承される鹿沼で、空き家再生が広がっているプロジェクト

  入選「吉田村プロジェクト」

     大谷石蔵の活用をテーマに周辺エリアの地域再生を試みるプロジェクト

 

(永峰助教のコメント)

 この数年間、地域の方々の活動に参加させて頂き、学生たちも地域の抱える問題に直接関わることができ、さらにその活動がこのような賞を頂くことができました。審査において審査員の一人ジョン・ムーア氏による「7世代先まで考えて、まちづくりを進めて ください」との言葉には大きな意味を感じました。最終審査会には、プロジェクトに参加した卒業生や研究室の学生、前校長・苅谷勇雅先生も応援に駆けつけてくれました。 今後も地域の空間的魅力を伝えるプロジェクトを継続していきたいと考えております。

(当日写真)

2019年7月3日

本校機械工学科の山下教授、今泉准教授、那須講師 の共同研究が紹介されました(6/12)

令和元年6月12日(水)付の日本農業新聞の15面にて、本校機械工学科の山下 進 教授、今泉 文伸 准教授、那須 裕規 講師 の共同研究が紹介されました。

同記事は障害者が葉物野菜をより安全に洗浄・乾燥・計量できる装置を農家と小山高専が開発したという内容で、学生らが農家とコミュニケーションをとりながら改良作業をする様子や、今泉准教授のコメントが掲載されています。
この取り組みは平成31年4月17日付の下野新聞でも取り上げられており、注目を集めています。

2019年6月18日

本校 床井准教授、飯島講師が平成30年度国立高等専門学校教員顕彰(理事長賞)を受賞しました

 

 (左から 飯島講師、大久保校長、床井准教授)

 

 平成30年度国立高等専門学校教員顕彰において、本校電気電子創造工学科の 床井良徳 准教授 と 飯島洋祐 講師が理事長賞(若手部門)を受賞し、顕彰式が4月25日に行われました。

 本顕彰制度は、全国の国立高専教員を対象に、教育、研究、学生生活活動、教育活動を通じて地域社会への貢献を中心とする分野において顕著な功績を挙げている教員を表彰するものです。(高専機構の関連ページはこちら)

 

【理事長賞(若手部門)】

・床井良徳准教授:顕彰題目「『スキル×チャレンジ』マネジメント教育の実践」

・飯島洋祐講師:顕彰題目「地域社会とリンクした民・産・学・官による『コトづくり』と『ヒトづくり』の実践」

 

2019年6月13日

本校の干川講師が、学会の研究会より表彰を受けました

本校の電気電子創造工学科の 干川 尚人(ほしかわ なおと) 講師が、電子情報通信学会ネットワークソフトウェア研究会の2018年度ディスカッション賞の表彰を受けました。
電子情報通信学会ネットワークソフトウェア研究会では毎年5月から同年12月に行われた講演のうち、ディスカッションに最も貢献したと認められた参加者に対してディスカッション賞を授与しており、令和元年6月6日、第19回同研究会にて干川講師が2018年度の賞にふさわしいとして選ばれました。

2019年6月13日

本校の干川講師、秋元助教が研究調査助成を獲得しました

電気電子創造工学科 干川 尚人 講師および 秋元 祐太朗 助教が公益財団法人電気通信普及財団研究調査助成に採択されました。
同助成金は、情報通信の利用を促進し情報社会の進展に寄与する研究調査に対して給付されるもので、両教員の研究はそれぞれ人文社会科学分野・技術分野療法にまたがる研究として採択されました。また、同助成に対する贈呈式が行われ、両教員が出席しました。

 

採択テーマ

干川 尚人 講師:
IoTカメラサービスのプライバシ情報流出を抑制する地産地消型システムの研究

秋元 祐太朗 助教:
パッシブ燃料電池を用いたIoT向け電源システムの開発

助成金贈呈式の様子
助成金贈呈式の様子
2019年6月13日